オーストラリア
- 時差はわずか1時間なので日本との連絡もとりやすい
- 衛生面・医療面も整っていて安全
- 豊かな自然と20もの世界遺産
- 野生動物や珍しい固有動物
- 移民国家ゆえの人種や文化の多様性
- 多彩なエスニックフード
- フレンドリーな人々
オーストラリアの基本情報
オーストラリアに留学する前に、基本情報については確認しておきましょう。
面積 | 769万2,024平方キロメートル(日本の約20倍、アラスカを除く米とほぼ同じ) |
人口 | 約2,626万人(2022年12月時点。出典:豪州統計局) |
首都 | キャンベラ |
民族 | アングロサクソン系等欧州系人が中心 |
言語 | 英語 |
宗教 | キリスト教43%、無宗教38%(出典:2021年国勢調査) |
政体 | 立憲君主制 |
産業 | 農林水産業(2.6%)、鉱業(10.6%)、製造業(5.9%)、建設業(7.3%)、卸売・小売業(8.6%)、運輸・通信業(6.6%)、金融・保険業(9.3%)、専門職・科学・技術サービス(7.5%)など (2020~21年度のGVA産業別シェア、出典:豪州統計局) |
通貨 | オーストラリア・ドル |
オーストラリアの学校一覧
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- 【2025年】Universal Englishメルボルン
オーストラリアの人口
シドニー | 5,450,496人 |
メルボルン | 5,207,145人 |
ブリスベン | 2,706,966人 |
アデレード | 1,446,380人 |
パース | 2,309,338人 |
ホバート | 253,654人 |
ダーウィン | 150,736人 |
キャンベラ | 466,566人 |
出典:Australian Bureau of Statistics(2023年)
オーストラリアの地図
オーストラリアの生活情報
オーストラリアはインド洋と太平洋に囲まれた国です。主要都市のシドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレードはいずれも沿岸部にありますが、首都のキャンベラは内陸部に位置しています。オーストラリアはシドニー オペラハウス、グレート バリアリーフのほか、アウトバックと呼ばれる内陸部の広大な砂漠の荒野、カンガルー、アヒルのくちばしをもつカモノハシなどの珍しい動物で知られています。
時差について
オーストラリアは、3つのタイムゾーンに分けることができます。オーストラリア東部標準時(AEST)、オーストラリア中部標準時(ACST)、オーストラリア西部標準時(AWST)の、3つのタイムゾーンがあります。
■ オーストラリア東部標準時(AEST)
協定世界時を10時間進ませた標準時(UTC+10)で、日本より1時間早くなります。
ケアンズ、ブリスベン、シドニー、キャンベラ、メルボルンが該当します。
■ オーストラリア中部標準時(ACST)
協定世界時を9.5時間進ませた標準時(UTC+9.5)で、日本より30分早くなります。
ダーウィン、アデレードが該当します。
■ オーストラリア西部標準時(AWST)
協定世界時を5時間進ませた標準時(UTC+8)で、日本より1時間遅くなります。
パースが該当します。
オーストラリアの気候
オーストラリアに留学する場合に気をつけなくてはいけないのが季節。日本とは季節が逆となるオーストラリアでは9~11月が春、12~2月が夏、3~5月が秋、6~8月が冬となります。
日本の約20倍という広大な国土を有するオーストラリアは気候も熱帯性から温帯性まで変化に富み、都市によってまったく違った気候風土を持っています。気候帯は大きく分けて4つとなります。
どの地域でも年間を通して日差しが強く紫外線も強いので、サングラスや帽子、日焼け止めクリームは必携。また冷房が効きすぎている建物の中や、地域によっては朝晩の寒暖差が激しいので、夏でも温度調節が可能な薄手の上着は用意しておきましょう。
■ 熱帯性気候地域
ケアンズなどで12~3月が雨季です。雨季といっても一日中雨が降り続くことはなくスコールに襲われることが多いです。乾季の6~8月の冬でも日中は半袖で過ごせますが夜は肌寒くなります。
■ 砂漠性気候地域
エアーズ・ロックなどで昼と夜の気温差が激しく、年間を通して雨は少ないです。12~2月の夏は日中の平均気温35度以上にも上りますが、夜はさわやかで過ごしやすいです。
■ 亜熱帯性気候地域
ブリスベンやゴールドコーストなどで年間を通して300日以上が晴天に恵まれほぼ1年中半袖で過ごせます。12〜2月に降水量が最も多く雷や洪水が発生することもあります。
■ 温帯性気候地域
シドニー、メルボルン、アデレードなどで四季がはっきりしています。春は暖かで、秋は紅葉、冬は高山地域でスキーも楽しめます。
オーストラリアの文化
オーストラリア文化の特色はアボリジニの遺産、生き生きとした複合文化、思考の革新性、芸術活動の活発さにあります。
■アボリジニ文化
アボリジニはオーストラリアの先住民族で地球最古の生活文化の一つと言われています。ヨーロッパからオーストラリアへの入植が始まる何万年も前からアボリジニは自然と調和を保った暮らしをしてきています。西洋人がオーストラリアを発見した段階ではアボリジニの人口は50万から100万人ほど、700を超える部族があり250種以上もの言語を持ちそれぞれ異なる暮らしをしていました。一部の地域ではアボリジニの言葉が今も使われていますが、これまでに100以上の言葉が失われ、さらに110ほどの言語が消滅の危機に瀕しているとみられています。それぞれの言語を地域社会で継承し、消滅のききにある言語を復活させる取り組みが進められています。
■多文化主義
1945年以降、世界中から600万人以上の人々がオーストラリアに移住しました。現在ではオーストラリア人の28%以上が外国生まれで、40%以上が複数の文化的背景を持っています。オーストラリアの家庭全体としては226の言語を話しています。英語に次いで広く話されているのは標準中国語、イタリア語、アラビア語、広東語とギリシャ語です。豊かな文化的多様性は、食べ物、お祭り、宗教にも反映して、巧みに融合されています。
■思考の革新性
オーストラリアは独特の地理的位置にあり他国と相対的に離れているため、それが斬新なアイデアを生む豊かな土壌となっています。オーストラリア人の有名な発明としては、ノートパッド、アスピリン、ペースメーカー、ペニシリン、ワイン樽、人口内耳、コンタクトレンズなどがあります。
■芸術活動の活発さ
舞台芸術から文学に至るまで、さまざま芸術が愛好されています。国民の90%近くは少なくとも年に1回は芸術活動に参加しています。都市では多数の先端的文化的イベントが行われ、毎日のように音楽会、演劇やダンスの公演、美術の展覧会が開催されています。
オーストラリアの食事
多文化主義で、世界中のあらゆる国の人々を受け入れてきたオーストラリアでは、街の屋台から五つ星レストランまでのあらゆる場所で、ヨーロッパの香り、アジア、アフリカ、中東の強烈な香辛料、オーストラリア奥地で採れるブッシュ・タッカー(アボリジニの伝統食材)が提供されています。
18世紀末のイギリスからの移住者の到来によってその影響を受けフィッシュ&チップスやラムチョップ、ミートパイやチキンシュニッツェルなどが有名です。そしてこれぞオーストラリア!のオージービーフやカンガルーミート、トラウトサーモンやロブスター、カクテルシュリンプなどのシーフードもお忘れなく。
オーストラリアの生活
オーストラリアは東部、中部と西部と3つのタイムゾーンに分かれています。
その中でもニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、タスマニア州、南オーストラリア州ではサマータイムを採用しています。
オーストラリアはフレキシブルな労働環境です。例えば公務員の場合、勤務開始時間は決まっておらず、1日8時間働けばいつ出社しても退社してもいいということになっています。
オーストラリア人は非常にスポーツ好きです。オーストラリアのスポーツ団体の数は、全国レベルのもので140以上、各地域や地方と州レベルの団体数は何千に達し登録済スポーツ選手の数は推定で6,500,000人にのぼります。オーストラリアの観戦スポーツのトップはオーストラリア規則によるフットボールで、ニュー・サウス・ウェールズ州とクイーンズランド州ではラグビーが人気です。また、水泳も有名で、オリンピックでも数々のメダルを獲得してきました。そのほか、季節によりクリケットとテニスの観戦も人気です。
また、ビーチとバーベキューもオーストラリア人のライフスタイルの一部となっています。ビーチではマリンスポーツを楽しむだけではなく、くつろぎの場でもあり、また、数々のイベントも開催されています。
雨が少なく水は大切な資源とされています。シャワーの時間が5分から10分程度と短いので、特にホームステイをしている時には気をつけなくてはいけません。
レストランの店頭などで見かける「BYO」は「Bring Your Own (bottle)」の略で自分のワインを持ち込んでいいという事。一般的には750mlの赤・白ワイン、ロゼ、スパークリングワインを持ち込みOKとしています。
またレストランやカフェで食事した際にお腹がいっぱいで食べ残したお料理は持ち帰りが可能です。
身長、体重、距離、温度などの単位は日本と同じですが、熱量の表示がキロカロリー(kcal)ではなくキロジュール(KJ)になっています。
1kcalは約4.2KJです。
電圧・コンセント
通常230V/50Hz
コンセント:O、O2タイプ
オーストラリアの教育システム
教育政策全般は連邦政府によって統括されています。小・中・高校と職業訓練校は、各州の教育行政部門が管轄しているため、教育制度は州によって異なります。大学教育は主に連邦政府主導で管理された独立法人制をとっています。
高校や職業訓練校、大学・大学院で取得できる全15の資格・学位を全国的に認定し互換できる制度「オーストラリア教育資格システム(AQF)」が採用され、ハイレベルな教育水準が維持されています。
また、オーストラリアは留学生に適切な教育を提供することを保証する国家法「留学生のための教育サービス法(ESOS Act)」を制定している世界でも希少な国です。そして「留学生向け教育機関・コースの政府登録制度(CRICOS)」により留学生を受け入れるすべての教育機関が、政府への登録を義務づけられており、教育内容や施設設備、サポート体制などのクオリティーが保証されています。