オーストラリアシドニー
シドニーは、気候や治安の面で人気の都市です。
また教育機関が充実していて、他の都市に比べて学校数も多いので留学にはぴったりです。シドニー大学をはじめ、マッコーリー大学、シドニー工科大学、ニューサウスウェールズ大学などの公立大学があります。
移民が多く住む街でもあるので、人種に対して寛容な印象を受けます。
日本との時差がほとんどないので、家族・友人とのやり取りや緊急の連絡がスムーズです。
シドニーの基本情報
シドニーはニュー サウスウェールズ州の州都で、オーストラリアの主要都市のひとつです。シドニー港に面する、帆を思わせるユニークなデザインのシドニー オペラハウスがシンボルです。港湾都市の中心部にあるのが、巨大なダーリング ハーバーと、より規模の小さいサーキュラー キーで、付近にはアーチ型のハーバー ブリッジや王立植物園もあります。シドニータワーの屋外にあるスカイウォークからは、シドニーと郊外の 360 度のパノラマを一望できます。
シドニーの人口
5,450,496人(出典:Australian Bureau of Statistics 2023年)
シドニーの地図
シドニーの生活情報
シドニーの人口は約545万人、オーストラリア全体のおよそ約20%を占めます。
手つかずの自然が残るビーチから公立公園から太陽に照らされてキラキラ輝くハーバーまで、美しい自然を満喫しましょう。中心地であれば、端から端まで1時間ほどで歩くことができるので時間があるときにはゆっくり散策してみるのも良いかもしれません。
時差について
<冬時間>
・タイムゾーンの名称:AEST オーストラリア東部時間
・協定世界時との時差:UTC+10
・日本時間との時差:JST+1
日本とシドニーとの時差は1時間です。日本の方が1時間遅れています。
<夏時間>
・タイムゾーンの名称:AEDT オーストラリア東部夏時間
・協定世界時との時差:UTC+11
・日本時間との時差:JST+2
夏時間になると、日本の方が2時間遅れます。
シドニーの気候
シドニーは年間を通して温暖な地中海性気候です。一年の340日以上が晴天と言われています。降水量は3月から6月にかけて最も多くなります。
春:9-11月、夏:12-2月、秋:3-5月、冬:6-8月
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
最高 | 26.4 | 26.3 | 25.2 | 22.9 | 20 | 17.6 | 17 | 18.3 | 20.5 | 22.5 | 24 | 25.7 |
最低 | 18.8 | 19 | 17.8 | 14.1 | 10.9 | 8.6 | 7.1 | 8.1 | 10.3 | 13.1 | 15.3 | 17.5 |
シドニーの交通機関
車社会ではありますが、交通機関も充実しているのでバスや電車、フェリーを使っての移動も不自由はありません。
オパールカード(チャージ式ICカード):乗り降りの際にカードをかざします。これ1枚で、バス・電車・フェリーに乗ることができます。
1日の運賃の上限がA$17.80であったり、他にも様々な特典があります。コンビニやスーパーマーケットなどで購入します。(留学生はadultと書かれた黒色のカード。購入時の最低チャージ額はA$20.00。)アカウントを作成し、アプリやネットで連携すれば、どこにいてもクレジットカードからチャージすることもできます。
シドニーの文化
シドニー湾沿岸には少なくとも4万年前からアボリジニが定住していました。「シドニー」は、アーサー・フィリップ船長とファースト・フリートが1788年にこの地に到着した際に、英内相であったシドニー卿にちなんで名づけられました。その後1822年にはすでに銀行、市場、発達した道路網、警察隊を備えた町になっています。そして1850年にはオーストラリア初の大学であるシドニー大学が創設されています。
毎年数百万人が訪れる、世界遺産のシドニー・オペラハウスは街のカルチャーライフの中心です。この他にも街には劇場やアートギャラリー、博物館、芸術祭、スペシャルイベントなど多くの文化に触れる機会があります。毎年、バレエやコンテンポラリーダンス、オペラ、クラシック音楽、舞台演劇など1,600回を超える公演がオペラハウスで開催されます。
カルチャークルーズや遺産ツアーに参加したり、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館のイリバナ・ギャラリーを見学するとオーストラリアの先住民とその素晴らしい現代美術をより深く知ることができるでしょう。
ロイヤル植物園の近くにあるニュー・サウス・ウェールズ州立美術館は美術に興味のある人には必見の場所です。1871年に設立されたこの美術館には、オーストラリアおよびヨーロッパ美術、アボリジニ美術、写真、アジア美術などの幅広いコレクションがあります。
シドニーの食事
セントラル駅から路面電車でシドニー・フィッシュ・マーケット(SFM)に行くことができます。南半球最大の市場で、種類の豊富さでは日本に続き世界第二位を誇る魚市場です。小売店では多彩なシーフードをはじめ多くの商品が販売されています。夕食に新鮮なシーフードを買ったり、埠頭の向こうに広がる大海原を見ながらシーフードランチを楽しむことができます。
キャリッジワークス・ファーマーズマーケットは元々は1880年代に建てられた鉄道車両の工場だったところにあります。地産地消がテーマのマーケットで州内やシドニー近郊で採れた有機栽培の野菜やフルーツ、有機肥料のみで育てられた鶏肉や卵、新鮮な牛乳から作られたチーズやアイスクリーム等など農産物や食料品を扱う露店が約70ほど並んでいます。
オージーはビーフパイやソーセージロールなどのパイ系が大好きです。朝ご飯代わりやランチ、オヤツなど、時と場所を選ぶことなく食べられています。中身は大きなお肉がゴロゴロ入ったビーフシチュー、カレー風味、野菜のみなど様々です。ビーフパイにはグレービーソース、ソーセージロールにはケチャップをつけて食べるのが一般的です。
シドニーの生活
見どころ
・オペラハウス:シドニーのシンボル。毎週40以上のパフォーマンスが開催されています。夜はライトアップされます。向かい側にはハーバー・ブリッジがあります。
・ハーバーブリッジ:1932年に完成し「コートハンガー(Coathanger)」の愛称でも知られています。徒歩や自転車で渡ることができますし、ブリッジ・クライムでは橋のてっぺんまで登りパノラマビューを一望できます。
・ダーリンハーバー:もとは貿易港があり、造船所や倉庫が多く立ち並んでいました。1980年代に再開発され今はミュージーアムやショッピング・モールそしてレストランやバーが集まる一大観光スポットになっています。
・ザ・ロックス:オーストラリア最初の入植地。石畳の小道、石造りの建物や開拓時代を思わせる倉庫やテラスハウスを改装したカフェやショップが並んでいます。歴史に興味のある人はぜひ。
・ボンダイビーチ:オーアルトラリアで一番有名なビーチです。街の中心から急行バスが運行していて約30分ほどで行くことができます。
・タロンガ動物園:サーキュラー・キーからフェリーで北へ12分ほどの海辺のロケーションが魅力の動物園です。4000頭以上の動物だけでなく、ワイルド・ロープスでジップライン、ロープ登り、吊り橋などのロープを使ったアクティビティを楽しむことができます。
スポーツ
ラグビー、クリケット、ネットボールなどの人気が高いです。