壮大な山々、美しい海、アウトドア、スポーツ、イベント、ダイニング、ナイトライフなど、バンクーバーは魅力に溢れています。この安全かつフレンドリーな街は、2010年冬季五輪が開催されたこともあり、これから益々注目が集まることでしょう。
世界一流のスキーとスノーボードリゾート、ウィスラー・ブラッコムまでもわずか2時間の距離。バンクーバー島のビクトリア、米国のシアトルにも近く、週末ちょっと足を伸ばすのに最適です。
ブリティッシュコロンビア大学（UBC）は5万人が学ぶカナダ西武の最大の研究総合大学です。常にカナダの大学のトップ3に入るカナダ屈指の名門大学の1つです。

バンクーバーはブリティッシュ コロンビア州に属し、活気溢れる西海岸の港湾都市です。カナダで最も人口密度が高く、最も多様な民族で構成されています。山に囲まれ、映画の撮影地としても人気が高く、アート、演劇、音楽シーンも盛んです。また市内には、地元のアーティストの作品で知られるバンクーバー美術館や、先住民の傑出したコレクションを収蔵する UBC 人類学博物館もあります。

2,642,825万人（出典：Census of Population 2021）

バンクーバーを中心とする都市圏の人口は約246万人で都市圏としてはカナダ国内第3位、バンクーバー市のみの人口は約64万人で国内では第8位です。バンクーバーは世界一住みやすい都市ランキングではいつもトップ10に入る街です。
コールハーバーはダウンタウン内にありながらとても穏やかな水辺のエリアです。バンクーバー・コンベンションセンターやコンドミニアムが立ち並び　ビジネスと住宅が混在しています。コマーシャル・ドライブはザ・ドライブとも呼ばれ、ショッピング・食事・ナイトライフで最も人気のある地域のひとつです。
ダウンタウンの北東にあるレンガ造りの建物がレトロな街並みのガスタウン。ここはバンクーバー発祥の地と呼ばれています。蒸気時計は世界でガスタウンでしか見ることができませんのでぜひ。15分毎に汽笛が鳴り蒸気が吹き出します。
グランビルストリートはダウンタウンの目抜き通りで、カナダのチェーン店や気軽に入れるバーなどがずらりと並びます。通りの西側にはバンクーバー美術館等もあります。東側には小さな飲食店やカフェがあり食べ歩きにお薦めです。市内バスの多くがグランビルストリートを通るので交通の面からも主要な通りです。
1960年代キツラノのビーチサイドはヒッピー達の多く集まるエリアでした。現在はとてもお洒落でビーチと街が一体化したようなリラックスした雰囲気の閑静な住宅街になっています。
バンクーバー国際空港から市内まではタクシーで約30分ほどです。

姉妹都市：神奈川県横浜市

<夏時間>

・タイムゾーンの名称：PDT 太平洋夏時間
・協定世界時との時差：UTC-7
・日本時間との時差：JST-16

日本とバンクーバーとの時差は16時間です。日本の方が16時間進んでいます。

＜冬時間＞

・タイムゾーンの名称：PST 太平洋時間
・協定世界時との時差：UTC-8
・日本時間との時差：JST-17

冬時間になると、日本の方が17時間進むようになります。

バンクーバーはカナダ国内で最も温暖な気候の都市の1つです。夏は涼しく30度以上の真夏日になることはなく乾燥していて過ごしやすいです。11月から3月は降水量が増えます。冬場は氷点下にまで下がる日数は年間平均40日ほどで雪が降るのも年間で約10日ほどです。

バンクーバーの公共交通機関は発達しており、バス、スカイトレインと呼ばれる電車、シーバスと呼ばれるフェリーなど、様々な交通手段があります。「Compass Card」というICカードはTranslinkが運営している全交通システムで使用できます。
ほとんどのアトラクション、ショッピング、アウトドアアクティビティは、徒歩、バスや電車、短時間のドライブなどでアクセスすることができ便利です。

Translink -Transportation Authority（英語）

カナダ西海岸の先住民は、豊かな自然環境に恵まれ1万年以上も前から独自の文化を育んできました。それは大自然のサイクルを乱すことなく人間の暮らしを営んでいくための優れた知恵でしたが、ヨーロッパ人が北米大陸にやって来てからは先住民の人々は文化的にも生活の上でも、危機的な状態になりました。ですが1980年大以降、カナダが多様文化主義の政策を進めて行くに連れ先住民も自らの言語をはじめ、踊りや工芸作品、生活習慣などの文化の復興に力を入れています。大自然と共存してきた先住民の知恵は、エコロジーへの関心が深まると共に、カナダ人全体に大きな影響を与えるようになってきています。
バンクーバーでは早春から初冬までほぼ一年を通して次々と花が咲いています。ダウンタウンの中にも広大な自然公園があるだけではなく、街角の小さな公園にも手入れされた花壇があり住民にとってガーデニングは大切な生活文化の一部です。住宅街を散策するだけでも美しい花々に出会えます。

バンクーバーの食事といえば、新鮮な食材や様々な文化が影響しています。
太平洋岸の都市なのでシーフードが地元料理の大部分を占めています。近海で獲れた食材なのでサーモンからウニまでシーフードはとにかく新鮮です。
バンクーバーでは様々な国の民族料理を味わうことができます。セレブたちに人気の日本スタイルホットドッグのジャパドッグやチャイナタウンでの飲茶、インド料理や韓国風焼肉も楽しめます。街なかのフードトラッの数は100を超えコールドプレスのジュースからフィッシュタコスまで、「ストリート・フード・アプリ」でお目当てのフードトラックを探すこともできます。

サイクリング、ゴルフ、スキー、ウォータースポーツ、キャンプなどのアクティビティが楽しめます。また特に夏の間は音楽フェスティバルや花火大会などの様々なイベントも開催されます。街でショッピングやナイトライフを楽しんだり、リラックスしたい時は、ビーチや世界レベルのスパに行くのもよいでしょう。

キャピラノ吊り橋：キャピラノ渓谷に架かる長さ140m、川からの高さは70mの吊り橋です。橋からキャピラノ渓谷の美しい眺めを楽しめます。メトロポリス・アット・メトロタウン：バーナビーにある約400の店舗が集まった3階建てのショッピングモール。ブリティッシュ・コロンビア州で最大級の規模です。

Hop-on,Hop-offバス：2階建てのバスから眺めるバンクーバーは格別です。スタンレーパークなどの郊外まで走るパークルートと、市街地を回るシティルートの2路線あります。

グラウス・マウンテン：標高約1200mのグラウス・マウンテンはダウンタウンから約1時間ほどにある北米最大級のスキー場です。雪の時期にはスキー&スノーボードで滑走しながらバンクーバーの夜景を眺められます。冬だけでなく夏もハイキングやジップラインを楽しめます。ロープーウェイからの夜景は一番美しいのでお見逃しなく。

バンデューセン植物園：クイーン・エリザベス公園の西にある22ヘクタールの広大な敷地の植物園です。園内には6大陸から集めた7500種類もの植物は植えられていて、遊歩道を一周すると世界中の植物を見ることができます。5月中旬から下旬のラバーナム（黄花藤）のアーチが有名です。

中国庭園（中山公園）：中華街のすぐそばにある中国庭園です。壁に囲まれているせいかとても静かで落ち着ける庭園です。

在バンクーバー日本国総領事館
ブリティッシュ・コロンビア州観光局
バンクーバー観光協会
カナダ観光局