2022年10月1日以降にカナダの入国にあたって必要となる手続きについてまとめてみました。
カナダに入国する際に必要となるビザ
【6ヶ月以内の留学および観光】:学生ビザを取得せずにeTAでの入国が可能です。
【6ヶ月以上の留学】:政府認定を受けた教育機関(DLI:designated learning institution)から入学許可を受け、有効な学生ビザ=就学許可(Study Permit)または就学許可通知レター(Letter of Introduction)を取得することが必要です。
【ワーキングホリデー】:International Experience Canada:IEC(カナダのワーキングホリデー・プログラム)の就労許可(Work Permit)の取得が必要です。
カナダ入国に際して必要となる手続き
入国時にすぐ出せるように携行すべきもの
- パスポート
- 許可通知レター(Letter of Introduction)
- Eチケット
- 滞在先情報が記載された書面
- 学校の入学許可レター(留学の場合)
- 学費および滞在費の領収書(留学の場合)
- カストディアンの書類(対象年齢の場合)
- 滞在期間をカバーする英文の海外旅行保険の加入証明書(ワーホリの場合)
- 出発前1週間以内に発行された英文の残高証明書(ワーホリの場合)
カナダ入国時の手続き
カナダ空港到着時の手順は次のようになります。
- 主要航空には、入国審査のための個人情報を入力するキオスク端末があります。
到着したら、まずは、空いているキオスク端末に行き、表示言語を日本語にします。その後、パスポートの写真があるページをスキャンし、顔写真を撮影します。次に、画面に表示される税関審査に関する質問に答えます。すべて終了すると、申告書が印刷されます。
予め、CanBorder – eDeclarationのアプリをダウンロードして、入力をしておくと、QRコードが作成できます。作成しておいたQRコードをキオスク端末で読み込ませれば、画面の質問に答える時間が省けます。
※QRコードは作成後24時間のみ有効なので、渡航直前にご準備するようにしてください。
https://www.cbsa-asfc.gc.ca/new-neuf/app-eng.html - 次に、入国審査の列に並び、パスポートと印刷された申告書を担当官に渡します。
質問に答えるとともに、必要な書類を提示できるようにしておきます。
- 指定されたターンテーブルで、スーツケースをピックアップします。
注意:空港の混雑具合によっては、スーツケースがなかなか出てこないこともあるので、その場合は以下のビザ取得の手続きを先に行います。ビザの手続きに時間がかかりターンテーブルが既にクローズされている場合、ピックアップされていないスーツケースはまとめて端の方に置かれていることがあるので、その場合は空港スタッフに質問してください。
- 次に正式なビザの取得が必要になります。スーツケースをピックアップしたら、出口の方には行かずに、移民局の窓口(イミグレーション)に進みます。移民局の窓口は、同じフロアのすぐそばにあります。スーツケースはオフィスの外側の目の届くところにおいておきます。ここで必要書類を提示し、ビザを発給してもらいます。ビザを発給してもらったら、出口に進みます。
注意:ビザを取得したら、必ず有効期限を確認してください。万が一、有効期限が間違っているときは、この時点で伝えたら変更してもらえる可能性があります。
- 出口に進むと、ドアの側に税関の担当者が立っていますので、キオスク端末から発行された税関申告書を渡します。
注意:まれにスーツケースの中身を確認するために、スーツケースを開けるように言われることもあります。
- 税関申告書を渡したら、ドアを出てそのまま進むと、ガラスの扉があります。ここを抜けると、到着ロビーとなります。