Spokane Falls Community College(スポーケン・フォールズ・コミュニティ・カレッジ:以下SFCC)は、Spokane地域に質の高い教育を提供しているコミュニティ・カレッジです。卒業生の57%以上が、科学、技術、工学、数学、人文科学、芸術、デザイン、教育、社会・行動科学、ビジネス・マーケティング、医療などの分野の4年制大学に編入しています。また、サイバーセキュリティ、プレエンジニアリング、作業療法助手、理学療法助手、グラフィックデザイン、オーディオエンジニアリング、ビジネス、依存症研究、コンピューター技術などの、高い評価と人気を誇る技術系プログラムの学位や修了証も提供しています。
Spokane Falls Community Collegeの基本データ
創立年
1967年
ロケーション
ワシントン州スポーケン
人気のあるプログラム
- 文系準学士号ー大学編入(DTA)
- ビジネス専攻準学士号(DTA/MRP)
- 幼児教育応用科学準学士号
- 看護学準備準学士号(DTA)
- 依存症研究専攻応用科学準学士号
※DTA:Direct Transfer Agreement
※MRP:Major Related Program
学生数
学生総数:5,836名
FTES:3,159名
※FTES(Full Time Equivalent Students)は、フルタイム換算した場合の学生数です。
プログラムごとの学生数
学士号プログラム:98名
I-BEST:13名
留学生:75名
ランニングスタート・プログラム:795名
職業再訓練:40名
※I-BEST(Integrated Basic Education Skills and Training)は、基礎教育と技能訓練を組み合わせたプログラムのことです。
※ランニングスタート・プログラムは、高校生がカレッジの授業を受講して、高校およびカレッジの両方の単位として換算できるプログラムのことです。
Spokane Falls Community Collegeの学生データ
学生の種類
- アカデミック/大学編入:63%
- 職業訓練:22%
- その他:15%
学生の人種・民族※
学生の有色人種比率:28%
アメリカン・インディアン/アラスカ・ネイティブ:5%
アジア:7%
アフリカ系アメリカ人:6%
ヒスパニック/ラテン:11%
太平洋諸島:2%
白人:86%
※複数の人種/民族でカウントされる場合があるため、合計が100%を超えています。
フルタイム・パートタイムの別
フルタイム:60%
パートタイム:40%
学生の性別
女性:60%
男性:40%
X :1%
※複数の性別でカウントされる場合があるため、合計が100%を超えています。
学生の平均年齢
21歳
Spokane Falls Community Collegeの注目ポイント
最先端の新校舎
SFCCは今年、学生の編入や芸術業界への就職に向けたスキル向上を目的として新校舎をオープンしました。美しいスポケーン川を見渡せるこの校舎では、美術、写真、デジタルメディア制作、デジタル映画制作の各プログラムが提供されています。デジタル映画制作の学位プログラムは、同校の最も新しいオプションのひとつであり、商業広告、ソーシャルメディア・マーケティング、放送テレビ、映画制作など、さまざまな分野でのキャリアに備えた、映画撮影、演技、監督、脚本などの専門的な研究をすることができます。
工学
SFCCの工学プログラムは、3つの主要関連プログラム(MRP)で構成されており、土木工学と機械工学の履修者が最も多く、次いでコンピュータ工学と電気工学が僅差で続いています。SFCCは、全米科学財団のS-STEM助成金を受け、25人以上の低所得層の工学部学生を支援し、準学士号(バイオ工学、化学工学、コンピューター工学、電気工学、土木機械工学、環境科学)の取得を目指しています。S-STEM工学コホートの学生は、コホートに参加した1年後にSTEM分野への帰属意識が向上したと報告しています。SFCCは、NSFのS-STEMから学んだ教訓を活かし、STEMアドバイザリングを強化し、工学分野への就職や編入を促進するためのアカデミックコーチやエンジニアリングインターンシップをサポートしています。
行動的健康学の応用科学学士号(BAS)
SFCCは、2023年秋に、依存症学、包括的コミュニティ・サービス、または関連分野の準学士号をすでに取得している学生を対象に、行動的健康学の応用科学学士号プログラムを開設しました。長年の地域社会のパートナーであるBetter Health Togetherは、SFCCの学生グループに授業料と学費の助成金を提供しました。このプログラムを修了した学生は、様々な環境において、患者とクライアントを中心とした包括的なケアとサポートを提供できるようになります。
出典:Washington State Board for Community and Technical Colleges, Field Guide 2024