日本の常識は海外では通じない。日本にいるつもりでいたら、思わぬ事件や事故に巻き込まれるケースも・・・。海外で自分の身を守るのは自分。留学前に、安全知識を身に付けよう。
海外での事件・事故
海外で邦人が被害にあっている事件の一例
- ユースホステルやバックパッカーズに滞在している際、就寝中や外出中にバッグ等を盗まれた
- 自動車の車内やトランクに入れてあった貴重品を盗まれた
- レストランやバーで席を離れたスキやいすの背もたれにバックをかけて置き引きにあった
- 夜中に1人で歩いていたら、暴漢に襲われ財布・バッグを強奪された
- 仲良くなった異性にクレジットカードを預けたら、現金を引き出されていた
- 現地の人から中古車の購入を持ちかけられ、現金を支払ったものの、車が来ない
海外で邦人が起こした事故の一例
- 慣れない左ハンドルで運転し、一方通行を逆走して正面衝突
- トラックの荷台に乗って移動中、荷台から放り出されて死亡
- レンタカーを運転中、日本と違う交通ルールにとまどって対向車に衝突
自らの軽率な行為で犯罪者となった一例
- 現地で仲良くなった人から大麻をもらい吸引。大麻不法所持で逮捕された
- 留学仲間でドラッグを常用していたところ、家宅捜査を受け逮捕された
- ビザの期限が切れているにも関わらず、延長手続きなどの対処をせず、不法滞在していた
- 就労が禁じられているビザにも関わらず、不法就労していた
危険から身を守るために注意すべきこと
- 宿泊先では、身の回りの貴重品から目を離さない
- 車中に貴重品を残さない(トランクの中も)
- 他人を無条件に信用しない(甘い言葉、誘いにも「ノー」と言う勇気を)
- 危険な場所、夜間の一人歩きは避ける
- 自動車の運転は極力控える。運転時は細心の注意を
- 麻薬には絶対に手を出さない
- 事前に渡航先の法律や査証、出入国制度をしっかりと学習
- 渡航前には、安全面、生活面で必要な現地の情報収集を!
- 滞在先では、「自分の身は自分で守る」という心構えを!
在留届の提出/たびレジの登録
3ヶ月以上の留学の場合、現地に到着したら、早めに在留届を提出しましょう。インターネットでの提出が可能です。
3ヶ月未満の留学の場合、渡航日程が決まったら、渡航予定の登録をしておきましょう。
外務省のホームページをチェックしよう
渡航の有無に関わらず、外務省が発出する危険情報や注意喚起をメールで受信することもできます。
メールアドレス、配信を希望する国や地域、配信期間を設定するだけで、外務省が発行するメールマガジンが届きます。