海外留学では様々な国や都市を選ぶことができるのですが、その中の一つとして挙げられているのがボーンマスです。
留学生の間では人気を集めている都市ではありますが、ボーンマスがどのような都市なのか知らないという人も少なくありません。
また留学するメリットや費用がわからないと悩んでいる人もいるため、今回はボーンマスがどのような都市なのか、そして留学のメリットなどを紹介します。
ボーンマスの基本情報
ボーンマスは、イングランド南部の海岸に位置するイギリスの都市の一つです。ロンドンからは電車で約1時間半の距離にあり、人口は約18万人ほどです。
一般的に、イギリスは寒い国として知られていますが、ボーンマスは温暖な気候で過ごしやすく、地元の人々も含めて穏やかで落ち着いた雰囲気が特徴の都市として知られています。
また、海岸に位置するため、美しいビーチや他の観光スポットが多数あり、イギリスの高級リゾート地としても人気があります。周辺には豊かな自然があり、内陸とは異なる景色を楽しむことができます。ボーンマス自体にも、リゾート関連の施設だけでなく、劇場などの文化施設を通じた多様なイベントが楽しめるようになっています。
ボーンマス留学のメリット・魅力
1. 学習に最適な環境
ボーンマスには高水準の大学や教育機関があります。特に、ボーンマス大学は国際的に評価の高い研究機関として知られており、幅広い学術プログラムを提供しています。学生はビジネス、工学、メディア、観光、健康科学など、多様な専攻分野から選択することができます。学士号から博士号までの学位取得や、専門職資格の取得も可能です。
また、ボーンマスは英語を学ぶための語学学校も数多くあり、留学生が英語力を向上させるために訪れる場所として人気です。語学学校では、集中的な英語の授業や実践的な会話の練習が提供され、英語能力の向上を支援します。さらに、文化的なイベントや交流プログラムも通じて、国際的な友人とのつながりを築く機会も得られます。
ボーンマスの大学や語学学校は、学術的な質の高さや充実した教育プログラムにより、学生に優れた教育環境を提供しています。国際的な視野を広げ、専門知識を深めることで、キャリアの可能性や個人の成長を追求することができます。
2. 日本人学生が少ない
ボーンマスでは、年間を通じて留学している日本人学生は比較的少ない傾向があります。その結果、留学生たちは英語に囲まれた環境を作り出すことができます。一部の人にとっては、この点がデメリットに感じられるかもしれませんが、実際には英語学習に集中できるメリットが存在します。日本語を使う機会が少ないため、英語を使用してコミュニケーションを取る必要があります。これによって、英語の習得やコミュニケーション能力の向上に積極的に取り組むことができます。
もし心配がある場合は、日本語スタッフが常駐している語学学校を選択することもオプションです。これにより、学生は不安や疑問を解消するために頼りになる日本語のサポートを受けることができます。
ボーンマスでの留学では、英語に浸ることが期待されるため、英語の習得や自信の向上に集中することができます。日本人学生の少なさによる英語漬けの環境は、実際には英語学習にとってプラスの要素となることが多いです。
3. 物価が安い
イギリスは他の国と比較すると一般的に物価が高めですが、ボーンマスはイギリスの都市の中でも郊外に位置しているため、都市部と比較すると物価が比較的安くなっています。この点はイギリス留学を検討している方々にとって魅力的な要素となります。特に費用を節約したいと考えている学生にとっては、ボーンマスでの留学は経済的なメリットを享受できる選択肢となります。
ボーンマスでは、生活費や宿泊費、食事代などが都市部に比べて相対的に低くなっています。例えば、賃貸物件の家賃や食品の価格が比較的手頃なことが挙げられます。また、交通費も都市部ほど高額にはならないため、学生たちは予算を抑えつつ、快適な生活を送ることができます。
さらに、ボーンマスは美しいビーチや自然環境が魅力の一つでもあります。自然の中でリラックスしたり、レジャーを楽しんだりすることができます。これにより、低コストでの留学体験と共に、リフレッシュやストレス解消にも役立つ環境が提供されます。
4. 安全性と快適さ
ボーンマスは治安が良く、安全な環境での生活が可能です。街自体も比較的小さな規模であるため、移動や日常生活が便利で快適です。多くの学生が徒歩や自転車で移動することができるほど、市内はコンパクトにまとまっています。公共交通機関も整備されており、バスや列車を利用して他の地域へのアクセスも容易です。
また、ボーンマスには充実した生活施設や便利なサービスがあります。ショッピングセンターやスーパーマーケット、レストランやカフェ、図書館や公園など、生活に必要な設備が揃っています。
5. 雇用の機会
ワーキングホリデーの方にもおススメなのがボーンマスです。ボーンマスは観光地としても知られており、海岸線や美しい自然環境が広がっているリゾート地です。このため、観光やホスピタリティなどの産業が盛んで、ワーキングホリデーの方を対象に仕事をあっせんしてくれる制度ができているなど、仕事を得やすい地域になっています。
ボーンマス留学のデメリット・注意点
1. 夏とそれ以外の人数の差が大きい
ボーンマスはリゾート地として知られており、夏になるとイギリスやヨーロッパ各地から多くの観光客が訪れます。この時期は街全体が賑わい、ビーチや観光名所が活気に満ちています。また、ボーンマスは語学学校の人気のある目的地でもあり、夏季には多くの学生がコースを受講するため、学校周辺はにぎやかな雰囲気となります。
一方、夏が終わるとボーンマスは急に静かになる傾向があります。観光客や学生の数が減少し、人通りが少なくなるため、比較的穏やかで静かな環境が広がります。この季節になると、ローカルのコミュニティが活動し、地元のイベントや活動に参加する機会も増えます。
ボーンマスの夏の賑わいと冬の静けさは、街の特徴の一部として受け入れられていますが、夏はうるさくて落ち着かない、冬は寂しい雰囲気だと感じる方もいるでしょう。
2. 都会の華やかさはない
ボーンマスは美しいビーチリゾートとして人気がありますが、自然以外のエンターテイメントや都会的なアクティビティは限られているため、都会派の人には物足りないと感じるかもしれません。街の雰囲気は比較的のどかで落ち着いており、大都市の喧騒や活気が好きな人には少し物足りなく感じられるかもしれません。
ただ、ボーンマスはロンドンなどの大都市へのアクセスが比較的便利です。ロンドンへは高速鉄道やバスなどの公共交通機関を利用して2時間~2時間半ほどで移動することができます。週中は英語学習に集中し、休日や長期休暇の時にロンドンなどの大都市に足を延ばすというバランスの取れた生活を楽しむことができます。これにより、都会的な刺激や文化的な体験を求めることができます。
また、ボーンマス自体も魅力的なイベントやフェスティバルが開催されることがあります。夏季にはビーチでのイベントや花火大会が行われたり、クリスマス時期には賑やかなマーケットが開かれるなど、地元の文化や祭りを楽しむこともできます。
ボーンマスのおすすめ英語学校3選
続いて、ボーンマスで語学留学をする際におススメの英語学校を紹介します。
Anglo-Continental(アングロコンチネンタル)
Anglo-Continental(アングロコンチネンタル)は、アングロコンチネンタルは1950年に創立された、長年の英語教育による実績と多彩なコースで人気のある語学学校です。学校には英語講師資格だけでなく、修士や専門科目の資格をもった講師が多く、充実した英語教育を提供しています。また、スポーツやレジャーなどのアクティビティ、観光、週末の旅行など、イギリス生活を満喫できるようサポート体制も整っています。ボーンマスで語学留学したい方におすすめの語学学校の一つです。
Bayswaterボーンマス校
Bayswaterボーンマス校(元ユーロセンター・ボーンマス校)は市街地に位置しており、ビーチまでは徒歩15分です。バスで簡単にアクセスでき、駅からも徒歩圏内です。学校は歴史的な建物であり、内装は改装されています。校舎内には、ソファとフラットスクリーンテレビが備えられた広々とした学生ゾーンがあり、授業の合間にくつろぎたい日に最適です。
Kaplanボーンマス校
Kaplanボーンマス校は、ボーンマスの中心部やビーチからバスを使って5分ほどのアクセスの良い場所にあり、周囲にはおしゃれなお店などが並んでいます。カプラン・ボーンマス校の特徴は、とても多様性に富んでいることです。世界各地から生徒が集まり、30ヶ国以上の異なる国籍の留学生と一緒に学ぶことが出来ます。また、校舎はビーチに近くガラス張りになっているため、とても明るい雰囲気です。勉強だけではなく、友達を作りながら留学生活を楽しめるように様々なアクティビティも用意されています。人気のあるものは、砂浜でビーチバレー・バーベキュー、博物館や水族館巡り、ジェットスキー・ウインドサーフィンといったマリンスポーツ体験などです。
ボーンマスの物価(生活費)
ボーンマスに留学した場合の生活費の目安がわかるように、物価を調べてみました。
1人暮らしの生活費(家賃を除く) | £762.40 |
外食(安いレストラン) | £20.00 |
マクドナルド・セット | £7.00 |
お米(1キロ) | £1.43 |
牛肉(1キロ) | £10.90 |
卵(12個) | £2.08 |
バナナ(1キロ) | £1.08 |
交通費(1ヶ月定期) | £61.50 |
家賃(1ベッドルーム、中心部) | £970.00 |
家賃(1ベッドルーム、郊外) | £850.00 |
出典:NUMBEO Cost of Living Database December 2023
ボーンマスの留学費用 – 2024年
気になるのが留学にかかる費用についてです。やはり、イギリスだとちょっと高めにはなります。
費用をなるべく節約するには、施設にはそれほど費用をかけておらずその分授業料が安い学校を選ぶ、あるいは、午前と午後の授業が選べる学校であれば午後を選ぶといったことをすると、費用を抑えることができます。また、外食を控え、ランチを持っていくといったことでも費用を抑えることができます。語学留学をしたいけど費用が高くてと諦めず、いろいろな工夫をすることで、是非、留学を実現させましょう!
キャンペーン料金を適用した留学費用のお見積りをご希望の方は、ご希望の学校名、プログラム名、滞在形式、受講期間をお知らせください。その時点で有効なキャンペーン料金でのお見積りをメールにてお送りします。
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以下は、上記のおすすめの語学学校3校で、6ヶ月間英語コースを受講した場合の留学費用のお見積りですので、参考にしてください。
Anglo-Continental(アングロコンチネンタル) – 6ヶ月の留学費用
【学校】Anglo-Continental(アングロコンチネンタル)
【コース】インテンシブ英語(週20レッスン、24週間)
【滞在形式】ホームステイ(一人部屋、朝・夕食付き、24週間)
【空港出迎え】あり
留学手続き代行手数料 | 無料 |
学生ビザ申請サポート手数料(必要な場合) | 無料 |
学校申込金 (授業料に含まれる) | 0 |
授業料 | £6,180 |
教材費(授業料に含まれる) | 0 |
滞在費 | £4,390 |
空港出迎え料(到着時、ヒースロー空港) | £215 |
合計 | £10,355 |
Bayswaterボーンマス校 – 6ヶ月の留学費用
【学校】Bayswaterボーンマス校
【コース】スタンダード英語(週20レッスン、24週間)
【滞在形式】ホームステイ(一人部屋、朝・夕食付き、24週間)
【空港出迎え】あり
留学手続き代行手数料 | 無料 |
学生ビザ申請サポート手数料(必要な場合) | 無料 |
学校申込金 | £90 |
授業料 | £225 x 24 = £5,100 |
教材費 | £6 x 24 = £144 |
滞在先手配料 | £50 |
滞在費 | £165 x 24 = £3,960 |
空港出迎え料(到着時、ヒースロー空港) | £200 |
合計 | £9,844 |
Kaplanボーンマス校 – 6ヶ月の留学費用
【学校】Kaplanボーンマス校
【コース】インテンシブ英語(週25レッスン、24週間)
【滞在形式】ホームステイ(一人部屋、朝・夕食付き、24週間)
【空港出迎え】あり
留学手続き代行手数料 | 無料 |
学生ビザ申請サポート手数料 | 無料 |
学校申込金 | £135 |
授業料 | £210 x 24 = £5,040 |
滞在先手配料 | £35 |
滞在費 | £195 x 24 = £4,680 |
空港出迎え料(到着時、ヒースロー空港) | £250 |
合計 | £10,140 |
ボーンマス留学のまとめ
イギリスの中でも気候が良く過ごしやすいリゾート地となっているボーンマスは、英語教育に力を入れていることやリゾート地としての魅力、物価の安さや治安の良さなどから日本人にもおすすめの留学先となっています。
特に英語を本格的に勉強したい人や英語に囲まれた環境で集中したい人にとっては、語学学校の豊富さもあって魅力的な留学先と言えます。
ただ日本人学生が少ないので、全く英語力に自信がない人にとっては、初めのうちは大変な環境かもしれません。
事前の準備を万端にして、充実した留学生活を送りましょう!