ブライトンは、ロンドンから電車で1時間程で行くことができるイギリスを代表するビーチリゾートの街です。観光都市として有名で、ビーチを中心に、映画館や劇場などエンターテイメント施設が多数あります。
そんなブライトンは教育面が充実している都市としても有名で、大学や語学学校が多く、世界各国から留学生が集まります。
国際色豊かなので、語学の勉強をするのに最適です。今回はブライトンに留学する際のメリットと注意点について説明していきます!
ブライトンの基本情報
ブライトンは、イギリス南東部に位置し、18世紀から続くイギリス有数のリゾート地として広く知られています。
人口は約28万人ほどで、都市の規模は比較的小さく、「コンパクトシティ」と称されています。このため、多くの観光地が集中し、パブやレストラン、エンターテイメント施設が数多く存在しています。
ロンドンからは電車で約1時間程度で到着できるため、夏季には日帰りで訪れることもできるビーチリゾートとして人気があります。夏は多くの観光客が訪れる季節です。
気候に関しては、日本と比べると冬が長く、夏は短い傾向があります。夏でも最高気温は約20℃程度であり、比較的快適に過ごすことができます。ただし、夜間は気温が下がるため、上着が必要になることもあります。10月に入ると急に冷え込むことが多く、気温が下がります。雪はあまり降りませんが、4月頃まで寒さが続くことがあります。
ブライトンと日本の時差は9時間ですが、4月初めから10月終わりまでのサマータイム期間中は時差が8時間となります。
ブライトン留学のメリット・魅力
1. 世界各国の人々と英語を学ぶ
ブライトンは、イギリスで非常に知名度の高い学生都市です。ブライトン大学やサセックス大学には多くの留学生が在籍し、さまざまな国からの学生が学んでいます。
数多くの語学学校も存在し、英語を学ぶには理想的な環境となっています。ブライトンは、移民や留学生が多く暮らす国際的な街として知られていますが、日本人学生は比較的少ないです。そのため、日本語を使用する機会はあまりありませんし、英語力の向上に集中することができます。ブライトンは真剣に英語を学びたい人にとっておすすめの場所です。
また、ヨーロッパ各地、中東、アジアなどから人々が集まる地域でもあり、世界各国の人々との交流も楽しむことができます。
2. 治安が良い
ブライトンは、イギリスではハッピータウンと呼ばれ、おおらかな人たちが多いといわれています。イギリスの中では、温暖で比較的過ごしやすい街で、リゾート地だからということもあるでしょう。
また、イギリスでは治安が良い街のベスト10にも選ばれています。ロンドンと比べても、街自体が小さいので、一人一人に目が届きやすいといえます。
イギリス国内の他の地域と比べると犯罪も少なく、治安も良いことから留学生にも人気の地域です。ただ、もちろん全く危険がないわけではないので、犯罪から身を守るためにも、夜道の一人歩きはしないといった注意は必要です。
3. 芸術と触れ合える
ブライトンは芸術で有名です。活気にあふれる芸術コミュニティがあり、世界中のアーティスト、ミュージシャン、パフォーマー、クリエイティブな人々を引き寄せています。
年間を通じてさまざまなアートフェスティバル、展示会、文化イベントが開催されています。その中でも「ブライトン・フェスティバル」は、イングランド最大の芸術祭の一つで、視覚芸術、演劇、音楽、ダンス、文学など、さまざまな芸術分野が披露されます。
ブライトンはまた、カラフルな壁画やグラフィティが街の壁に飾られる活気あるストリートアートのシーンでも有名です。象徴的なブライトンピアや歴史あるレーンズ地区は、地元のアーティストや職人が作品を披露する人気スポットです。
さらに博物館や美術館の数も多く、アートに触れる機会が多い街なので、芸術が好きな人にはオススメです。
4. ナイトライフが充実
ブライトンは活気のあるナイトライフで知られており、多くのバー、クラブ、ライブミュージックの会場があります。特にブライトン・ビーチ周辺の地区は、夜遅くまで賑やかな雰囲気で楽しめます。
また、UKパンクとフォークバンドのレヴェラーズに代表されるようにブライトンには有名なミュージシャンを多く排出しています。ブライトンセンターというコンサートホールでは定期的にイベントやコンサートが開催されていて、本場のロックミュージックやフォークなど様々な音楽を聴くことが出来ます。
パブやナイトクラブ、コンサートホールなど、ブライトンでは至る場所で音楽に触れられます。ブライトンは、音楽が好きな人には最高の街といえます。
5. 価値観を広げることができる
ブライトンはLGBTに理解のある街としても有名です。8月にはブライトンプライド呼ばれる、セクシャルマイノリティや民族的少数派の人の理解を深めるイベントも開催しています。
LGBTの人と交流することで、お互いを理解し、偏見をなくそうという試みで開催されているイベントです。ブライトンプライドの時期は、街中がLGBTを象徴するレインボーカラーに染まります。
日本ではまだまだこういったイベントは少ないですが、価値観の多様性を理解する良いチャンスなので、ブライトンに行く際にはぜひ積極的に参加してみましょう。
ブライトン留学のデメリット・注意点
1. 冬は雨が多く降る
ブライトンが最も過ごしやすいのは、バカンスシーズンの6月から9月までになります。そのシーズンが終わり、9月の下旬から2月までは雨の日が多く、天気が悪い日が続きます。
気温も低いので、寒く感じるかもしれません。ブライトンの秋から冬は天候も変化しやすく、外出時には傘やフード付きのジャケットが必要です。冬の間は雨が降っていない日でも、日が射すことは少なく、曇りの日が多くなります。
ブライトンは、夏は快適に過ごせますが、冬の間は天気は苦手な人が多いかもしれません。
2. イギリス英語に慣れる必要がある
日本では学校でアメリカ英語を教わるので、多くのイギリスに行く多くの留学生がイギリス英語に初めて触れ、異なるアクセントや言い回しに苦労する事も多いです。
そのため、日本にいる間から出来る限り、イギリス英語に触れておく事が重要です。オススメの方法はYoutubeなどの動画配信サイトで、イギリス人の配信者の動画を見ることです。
ブライトンに限らず、イギリスに留学に行く人は事前の準備が重要になってきます。
ブライトンの物価(生活費)
ブライトンに留学した場合の生活費の目安がわかるように、物価を調べてみました。
1人暮らしの生活費(家賃を除く) | £815.80 |
外食(安いレストラン) | £15.00 |
マクドナルド・セット | £6.00 |
お米(1キロ) | £1.55 |
牛肉(1キロ) | £9.67 |
卵(12個) | £2.43 |
バナナ(1キロ) | £1.21 |
交通費(1ヶ月定期) | £84.00 |
家賃(1ベッドルーム、中心部) | £1,261.54 |
家賃(1ベッドルーム、郊外) | £1,095.00 |
出典:NUMBEO Cost of Living Database December 2023
ブライトンのおすすめ英語学校3選
続いて、ブライトンで語学留学をする際にオススメの英語学校を紹介します。
LSIブライトン校
LSIブライトン校は、LSIブライトン校は2つのキャンパスからなり、両キャンパスは徒歩10分程度の距離にあります。学校の近くには様々なショップ、カフェ、パブ、レストランもありとても便利です。リゾート地が好きな方、ブライトンで語学留学したい方にぜひおすすめの語学学校の一つです。最寄駅はVentnor Villas CampusはCoastway West線のHove駅まで徒歩8分、Portland Road CampusはWestbourne Streetのバス停まで徒歩1分です。Portland Roadキャンパス内にはLSI専用の学生寮があり、非常に便利です。
Bayswaterブライトン校
Bayswaterブライトン校(元ユーロセンター・ブライトン校)は、市内からわずか数分の場所にあります。明るくモダンな学校で、広々とした教室には最新テクノロジーが設備されており、学生ラウンジやくつろげるスペースを提供しています。授業の後は、コンピュータや図書館の設備を利用して、自習することもできます。学生寮は、学校から徒歩10分にあるBritannia Study Hotelを学生レジデンスとして提供しています。
St Gilesブライトン校
St Gilesブライトン校は、ブライトン市内にあるので市内へのショッピングに便利な位置で、ビーチへもすぐに行けます。また、ブライトンで最も有名なロイヤル・パビリオンのすぐ裏手にあり、街並みに合ったおしゃれな建物の学校です。1週間から受講可能な一般英語コースから、ビジネス英語コース、IELTS対策コース、ケンブリッジ英検コース、30歳向けのコース(期間限定)、エグゼクティブ向けのPlatinumコースが提供されています。また、学校から徒歩5分のところに学生寮があり、非常に便利です。ブライトンでも規模の大きな学校のひとつで、世界各国から集まった学生と交流をしたい方にはぴったりです。
ブライトンの留学費用 – 2024年
気になるのが、留学にかかる費用についてですね。以下は、上記のおすすめの語学学校3校で、6ヶ月間英語コースを受講した場合の留学費用のお見積りです。参考にしてください。
キャンペーン料金を適用した留学費用のお見積りをご希望の方は、ご希望の学校名、プログラム名、滞在形式、受講期間をお知らせください。その時点で有効なキャンペーン料金でのお見積りをメールにてお送りします。
お問い合わせフォームはこちら>>>
LSIブライトン校 – 6ヶ月の留学費用
【学校】LSIブライトン校
【コース】General 20(週20レッスン、24週間)
【滞在形式】ホームステイ(一人部屋、朝・夕食付き、24週間)
【空港出迎え】到着時のみ(ヒースロー空港)
留学手続き代行手数料 | 無料 |
学生ビザ申請サポート手数料(必要な場合) | 無料 |
学校申込金 | £90 |
授業料 | £280 x 24週間 = £6,720 |
滞在費 | £210 x 24週間 = £5,040 |
空港出迎え料 | £170 |
合計 | £12,020 |
Bayswaterブライトン校 – 6ヶ月の留学費用
【学校】Bayswaterブライトン校
【コース】Standard(週20レッスン、24週間)
【滞在形式】ホームステイ(一人部屋、朝・夕食付き、24週間)
【空港出迎え】到着時のみ(ヒースロー空港)
留学手続き代行手数料 | 無料 |
学生ビザ申請サポート手数料(必要な場合) | 無料 |
学校申込金 | £90 |
授業料 | £245 x 24週間 = £5,880 |
教材費 | £6 x 24週間 = £144 |
滞在費 | £200 x 24週間 = £4,800 |
滞在先手配料 | £50 |
空港出迎え料 | £190 |
学校指定銀行手数料 | £12 |
合計 | £11,166 |
St Gilesブライトン校 – 6ヶ月の留学費用
【学校】St Gilesブライトン校
【コース】Peak Morning(週20レッスン、24週間)
【滞在形式】ホームステイ(一人部屋、朝・夕食付き、24週間)
【空港出迎え】到着時のみ(ヒースロー空港)
留学手続き代行手数料 | 無料 |
学生ビザ申請サポート手数料(必要な場合) | 無料 |
学校申込金 | £80 |
授業料 | £268 x 24週間 = £6,432 |
教材費 | テキスト代実費 |
滞在費 | £217 x 24週間 = £5,208 |
滞在先手配料 | £50 |
空港出迎え料 | £193 |
合計 | £11,963 |
ブライトン留学のまとめ
今回の記事では、イギリス・ブライトン留学のメリットについて説明してきました。ブライトンは、決して大きな街ではありませんが、リゾート地特有ののんびりした雰囲気で、地元の人たちもおおらかです。
日本人が少ないので、英語の勉強に集中しやすく、言葉も身につけやすい街といえます。また世界各地から学生が集まるので、様々な価値観に触れる事が出来ます。
LGBTのイベントである「ブライトンプライド」やアートイベントの「ブライトンフェスティバル」といったイベントも開催されます。カラフルな街で、地元の人や留学生との交流を楽しむ事が出来ます。
ぜひ事前の準備を万全にして、充実した留学生活を送りましょう!