留学したいけど資金が不足していて、なかなか留学を実現することができない・・・という方のために、留学するために申請できる奨学金(給付型および貸与型)をまとめてみました。
語学学校の割引キャンペーンについては、以下のサイトをご覧ください。
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日本国内の奨学金
トビタテ!留学JAPAN
文部科学省が2013年に開始した留学促進キャンペーンが「トビタテ!留学JAPAN」。この主な取り組みとしてその翌年の2014年にスタートしたのが官民協働海外留学支援制度の「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」です。基本的に、日本の高校や大学に在籍していて、留学する学生が対象となっています。
2023年~2027年度は新たなビジョンを掲げ、5年間で合計5,000名の大学生および高校生に返済不要な奨学金を給付することが決定しています。
2022年10月に、「大学生等対象 新・日本代表プログラム 第15期」および「高校生等対象 新・日本代表プログラム 第8期」の募集開始が発表されました。
詳細については、トビタテ!留学JAPANのサイトをご覧ください。
■大学生等対象 新・日本代表プログラム 第15期募集について
https://tobitate.mext.go.jp/newprogram/uv/
※応募受付は2023年2月を予定(大学新1年生は2023年4月を予定)
■高校生等対象 新・日本代表プログラム 第8期募集について
https://tobitate.mext.go.jp/newprogram/hs/
※応募受付は2023年2月を予定(高校新1年生は2023年4月を予定)
日本学生支援機構の奨学金
日本学生支援機構(JASSO:Japan Student Services Organization)では、海外留学のために、以下のような奨学金を提供しています。いずれの場合も、申し込みは日本の学校を通じて行います。
- ■ 海外留学支援制度(学部学位取得型)-給付型
- この奨学金は、日本の高校を卒業した後に、学士の学位取得を目指し、海外の大学に留学する学生を対象とした奨学金で、日本学生支援機構(JASSO)が、国費により学修活動に必要な経費を支援するものです。この奨学金は給付型のため、返済の必要はありません。
海外留学支援制度(学部学位取得型)
https://www.jasso.go.jp/ryugaku/scholarship_a/gakubu/index.html
※2023年度の応募受付は終了しました。
- ■ 海外留学支援制度(大学院学位取得型)-給付型
- この奨学金は、修士または博士の学位取得を目指し、海外の大学に留学する学生等を対象とした奨学金です。この奨学金は給付型のため、返済の必要はありません。申し込みは原則、日本の大学を通じて行いますが、条件を満たす場合は個人での応募が可能です。
海外留学支援制度(大学院学位取得型)
https://www.jasso.go.jp/ryugaku/scholarship_a/daigakuin/index.html
※2023年度の応募受付は終了しました。
- ■ 海外留学支援制度(協定派遣)-給付型
- 日本の大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専修学校が、在籍している学生を、諸外国の高等教育機関との学生交流に関する協定等に基づいて、諸外国の学校に8日以上1年以内の期間派遣するプログラムを実施する場合、そのプログラムを支援し、資格・要件を満たす学生に奨学金を支援する制度です。応募はすべて日本の在籍校を通じて行い、また、在籍校により審査があるため、詳しくは在籍校に確認する必要があります。
海外留学支援制度(協定派遣)
https://www.jasso.go.jp/ryugaku/scholarship_a/haken/index.html
- ■ 第二種奨学金-有利子貸与型日本学生支援機構では、海外の大学・大学院に留学する人を対象に、経済的支援として奨学金の貸与を行っています。 貸与奨学金は、「もらう」ものではなく、「借りる」ものです。奨学金の貸与を受ける(申込みをする)本人に返済の義務があります。
海外留学のための貸与奨学金には、留学の目的や留学期間によって、次の4つの種類があります。
1.第二種奨学金(海外)
2.第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象)
3.第二種奨学金(短期留学)
4.第一種奨学金(海外協定派遣対象)
第二種奨学金-有利子貸与型
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/about/kaigai/index.html
地方自治体、民間団体の奨学金
都道府県や市町村などの地方自治体でも、住民を対象にした奨学金を提供しています。
このような奨学金は支給者の人数が少ない場合もありますが、応募者が住民に限定されているため、奨学金を獲得できる可能性も高くなりますので、是非、お住まいの自治体に確認することをお勧めします。
日本学生支援機構が提供している奨学金制度の検索サイトを利用して、探すこともできます。ただ、現時点での情報は2021年7月時点の情報になっているため、奨学金を提供している団体に直接問い合わせをして確認する必要があります。
詳しくは、日本学生支援機構が提供している奨学金制度の検索サイトでご確認ください。
海外の奨学金
日米教育委員会のフルブライト奨学金(アメリカ)
フルブライト奨学金は、奨学生が独自の専門分野の研究を行うための財政的援助を行うと共に、何らかの形で日米の相互理解に貢献できるリーダーを養成することを目的としています。以下のような奨学金プログラムを提供しています。
※2023年度応募受付は終了しました。
- 大学院留学プログラム
https://www.fulbright.jp/scholarship/programs/education.html - 大学院博士論文研究プログラム
https://www.fulbright.jp/scholarship/programs/monograph.html - 研究員プログラム
https://www.fulbright.jp/scholarship/programs/researcher.html - ジャーナリストプログラム
https://www.fulbright.jp/scholarship/programs/journalist.html - フルブライト語学アシスタント(FLTA)プログラム
https://www.fulbright.jp/scholarship/programs/flta.html
詳しくは、フルブライト奨学金のサイトをご覧ください。
大学が提供する奨学金(アメリカ)
アメリカの大学では、優秀な学生を集めるため、成績優秀な生徒に奨学金を提供しています。応募条件や内容は大学ごとに異なるため、志望校の大学があれば、ひとつずつ奨学金情報を調べていく必要があります。また、アメリカでは、奨学金をFinancial Aidのひとつとして捉えられています。
尚、日米教育委員会のEduccation USAサイトでは、アメリカ留学を対象とした奨学金制度の一覧を見ることができます。
詳しくは、Educcation USAサイトのアメリカ留学を対象とした奨学金制度の一覧をご覧ください。
カナダの奨学金
カナダでは、外国人が利用できる奨学金として、以下のような奨学金を提供しています。
高円宮記念クィーンズ大学留学奨学金:クィーンズ大学への留学が対象
ヴァニエ・カナダ大学院奨学金:カナダの大学院課程への留学が対象
バンティング博士研究員奨励金:博士課程修了者を対象にした研究奨励金
オーストラリアの奨学金
オーストラリアでは、外国人が利用できる奨学金として、以下のような奨学金を提供しています。
OeAD奨学金:大学、大学院、博士課程、博士研究を対象にした奨学金
IELS奨学金
IELTS奨学金制度は、日本在住の方のさらなる国際化と文化・教育分野での交流促進、個々の受験生が抱いている夢の実現の援助を目的として設立されました。ブリティッシュ・カウンシル IELTS 賞はIELTSを入学資格の一つとして利用している大学・大学院課程へ進学される方を対象とした奨学金です。
詳しくは、IELTS奨学金制度のサイトをご覧ください。
海外留学に使える教育ローン
日本政策金融公庫による教育ローン
外国の高等学校・高等専門学校・短期大学・大学・大学院などの教育施設に6か月以上留学する場合、日本政策金融公庫の国の教育ローンの利用が可能です。
詳しくは、日本政策金融公庫による教育ローンのサイトをご覧ください。