カリフォルニアに位置するサンディエゴは、年間を通して温暖な気候と、陽気で穏やかな暮らしが特長で、観光地としても人気ですが、留学先としても人気があります。
サンディエゴというのはどういう都市なのか、留学することでのメリットや費用、そして注意点などを詳しく紹介します。
サンディエゴの基本情報
サンディエゴは、アメリカで8番目に大きな都市として知られています。
メキシコとの国境に位置することから、アメリカとメキシコの文化が交わり、独特の雰囲気を醸し出しています。
サンディエゴは富裕層が多く住んでおり、観光地としても人気があります。そのため、街は常に美しく整備され、犯罪率も比較的低いです。
自然が豊かで、一年を通じて平均気温は20度前後と温暖な気候が特徴です。急激な気温変化はありませんし、降雨量も少ないため、快適に生活することができます。
また、サンディエゴからロサンゼルスまではバスや電車で約3時間で、週末などには、ハリウッドなどの有名な観光地を訪れることも可能です。
日本からサンディエゴへは成田空港から直行便が運航されており、約10時間で到着することができます。時差は17時間ありますが、3月中旬から11月まではサマータイムにより時差が16時間に短縮されます。
サンディエゴ留学のメリット・魅力
1. 気候が良い
サンディエゴは一年を通じて温暖な気候であり、年間を通して穏やかな気温が続きます。夏は暖かく、冬も比較的温暖です。降水量も少なく、晴天が多いため、屋外活動やビーチでのリラックスが楽しめます。
2. 日本の食材が入手しやすい
サンディエゴには日本人コミュニティがあるため、日本の食材なども購入しやすいというメリットがあります。
長期での留学の場合、日本食が恋しくなったり、また、自炊して節約したいという場合にも日本の食材があれば、自炊もしやすくなります。
また、日本人コミュニティはあるものの、サンディエゴに留学する日本人は意外と少なめです。そのため、他の国からの留学生と交流しやすく、語学留学に行ったのにずっと日本人と居たから英語力があまり伸びなかったというケースにならないようにすることができます。
3. 公共交通機関が発達している
サンディエゴでは、バスやトロリーなどの公共交通機関が発達しているので、とても便利です。
アメリカでは、自分の車がないとどこに行くことも難しい場所が多いですが、サンディエゴではバスやトロリーを使えば、簡単に好きな場所に移動することができます。
まず、サンディエゴメトロトランジット(MTS)が運営するバスシステムがあります。バスは市内や周辺地域をカバーしており、多くのバス路線があります。
また、サンディエゴの都市部と周辺地域をカバーする鉄道システムであるトロリーがあります。トロリーは主に2つの路線(ブルーラインとオレンジライン)で構成されており、ダウンタウンやミッションバレーなどの人気エリアを繋いでいます。トロリーは通常、比較的頻繁に運行されており、交通渋滞に巻き込まれる心配がありません。
さらに、自転車を利用する人も多くいます。
4. 多文化を感じることができる
サンディエゴの素晴らしい点の一つは、多様な文化を身近に感じることができることです。
サンディエゴはメキシコとの国境に位置しており、メキシコの人々とも交流する機会が多いです。
また、言葉の面でも多様性を感じることができます。かつてスペインやメキシコの統治下にあったため、街中にはスペイン語で書かれた看板などが見られます。それに加えて英語も併記されているため、理解しやすいです。
さらに、街を歩いていると現地の人々がスペイン語で会話していることもありますので、ただ歩くだけでも学びの機会があります。さまざまな人種と積極的に交流することで、自然と語学力も向上します。
5. 観光スポットが多い
サンディエゴは太平洋に面しており、美しいビーチが広がっています。有名なビーチとしては、コロナドビーチやパシフィックビーチなどがあります。ビーチでの水泳、サーフィン、日光浴など、多様なアクティビティを楽しむことができます。
また、家族連れに人気のサンディエゴ動物園、美しいハーバーやショッピングエリアが広がるブルーミッドタウン、様々なアトラクションや美術館があるバルボアパーク、フェリーでアクセスできるコロナド島、開拓時代の雰囲気を感じることが出来るオールドタウンなど、観光スポットも沢山あります。
サンディエゴ留学のデメリット・注意点
1. 治安の悪い場所がある
サンディエゴには安全な地域が多くありますが、一部の地域では犯罪発生率が高いことがあります。一般的に、ダウンタウンや観光地周辺は盗難や詐欺のリスクがあるため、貴重品の管理や警戒が必要です。
夜間の外出時には注意が必要です。特に人気のあるバーやクラブ周辺では、飲酒によるトラブルや盗難のリスクが高まります。グループで行動するなど、自身の安全を確保するための対策を取るようにしましょう。
2. 日差しが強く、季節感がない
サンディエゴは一年を通じて穏やかな気候が特徴ですが、日差しが強いこともあります。特に夏季には日差しの強さが増し、紫外線の影響を受けやすくなります。
サンディエゴに留学する場合は、帽子をかぶる、サングラスを使用する、日焼け止めを塗るなどして、紫外線対策を徹底しましょう。積極的に紫外線対策をすることで、日焼けや皮膚のトラブルを予防し、健康的で快適な留学生活を送りましょう。
サンディエゴの物価(生活費)
サンディエゴに留学した場合の生活費の目安がわかるように、物価を調べてみました。
1人暮らしの生活費(家賃を除く) | $1,434.60 |
外食(安いレストラン) | $28.00 |
マクドナルド・セット | $12.00 |
お米(1キロ) | $4.83 |
牛肉(1キロ) | $18.41 |
卵(12個) | $4.53 |
バナナ(1キロ) | $2.09 |
交通費(1ヶ月定期) | $73.50 |
家賃(1ベッドルーム、中心部) | $2,985.59 |
家賃(1ベッドルーム、郊外) | $2,440.44 |
出典:NUMBEO Cost of Living Database December 2023
サンディエゴのおすすめ英語学校3選
続いて、サンディエゴで語学留学する際にオススメの英語学校を紹介します。
CISL(コンバース)
CISL(Converse International School of Languages)は、1972年にサンディエゴで設立された語学学校で、ひとクラス最大8名という少人数制で、英語力を確実に伸ばすことができます。CISLは、サンディエゴのダウンタウン、ガスランプ地区のブロードウェイストリートにあります。周辺にはお洒落なレストランやカフェ、ショップが数多く立ち並び、地元住民や観光客で常ににぎわっています。公共の交通機関も発達しているため、市内外へのアクセスも便利です。休日には、ビーチやワイナリーを訪れたり、サイクリングやハイキングを楽しむことができます。サンディエゴで英語力を確実に伸ばしたいと考えている方におすすめの語学学校です。
LSIサンディエゴ校
LSIサンディエゴ校は、街の中心部に位置し、周辺にはレストランやショップが数多く建ち並び、交通の便も良い大変便利なロケーションです。サンディエゴ動物園、コンサートホール、サンディエゴ湾などの観光名所へも歩いて行ける距離にあります。モダンな校舎にはゆったりした18の教室のほか、無料のインターネット利用が可能なパソコン‧ルームでは学生専用PCを利用でき、自習室、無料教材なども完備しています。eラーニングや対話中心の授業で、ラウンジ、冷蔵庫、電子レンジは学生用に用意されています。サンディエゴで語学留学したい方にぜひおすすめしたい、語学学校の一つです。
CELパシフィックビーチ校
CELパシフィックビーチ校は、パシフィックビーチは、世界中の観光客から人気のサンディエゴを象徴するビーチタウンです。ミッションベイ近郊と洗練されたラホヤの間に位置するこの街では、有名なレストランやバーも多く、徒歩や自転車で散策したり、サーフィンを楽しんだり、南カリフォルニアのライフスタイルを経験することができます。CELパシフィックビーチ校は、この街のエンターテイメントの中心のガーネット通りにあり、ビーチまでは2ブロックです。モダンな教室は音響システム使用して学習するテレビが設置されており、各クラスは平均7名、最大12名の少人数制を維持しています。また、対話式の指導方法で生徒が効果的に自信を持ってコミュニケーションできるよう、熱心で経験豊富な講師が集まっています。学校にはアドミッションズ&ハウジングチームが常に勤務しているので、困った時の相談も安心です。
サンディエゴの留学費用 – 2024年
気になるのが留学にかかる費用についてです。以下は、上記のおすすめの語学学校3校で、英語コースを受講した場合の留学費用のお見積りですので、参考にしてください。
キャンペーン料金を適用した留学費用のお見積りをご希望の方は、ご希望の学校名、プログラム名、滞在形式、受講期間をお知らせください。その時点で有効なキャンペーン料金でのお見積りをメールにてお送りします。
お問い合わせフォームはこちら>>>
CISL(コンバース) – 6ヶ月間の留学費用
【学校】CISL(コンバース・インターナショナル・スクール・オブ・ランゲージズ)
【コース】General English Standard Plus(週21.8レッスン、24週間)
【滞在形式】ホームステイ(1人部屋、朝・夕食付き、24週間)
【空港出迎え】到着時のみ(サンディエゴ空港)
留学手続き代行手数料 | 無料 |
学生ビザ申請サポート手数料 | 無料 |
学校申込金 | $150 |
授業料 | $340 x 24週間 = $8,160 |
滞在先手配料 | $150 |
ホームステイ滞在費 | $400 x 24週間 = $9,600 |
空港出迎え料 | $100 |
合計 | US$18,160 |
LSIサンディエゴ校 – 6ヶ月間の留学費用
【学校】LSIサンディエゴ校
【コース】General English 20(週20レッスン、24週間)
【滞在形式】ホームステイ(1人部屋、朝・夕食付き、24週間)
【空港出迎え】到着時のみ(サンディエゴ空港)
留学手続き代行手数料 | 無料 |
学生ビザ申請サポート手数料 | 無料 |
学校申込金 | $175 |
授業料 | $370 x 24週間 = $8,880 |
滞在先手配料 | $150 |
ホームステイ滞在費 | $360 x 24週間 = $8,640 |
空港出迎え料 | $135 |
合計 | US$17,980 |
CELパシフィックビーチ校 – 6ヶ月間の留学費用
【学校】CELパシフィックビーチ校
【コース】General English 24(週24レッスン、24週間)
【滞在形式】ホームステイ(1人部屋、朝・夕食付き、24週間)
【空港出迎え】到着時のみ(サンディエゴ空港)
留学手続き代行手数料 | 無料 |
学生ビザ申請サポート手数料 | 無料 |
学校申込金 | $150 |
授業料 | $340 x 24週間 = $8,160 |
滞在先手配料 | $200 |
ホームステイ滞在費 | $320 x 24週間 = $7,680 |
空港出迎え料 | $150 |
合計 | US$16,340 |
サンディエゴ留学のまとめ
温暖な気候と、自然と都会が融合しているサンディエゴは、観光地としての人気は高く、現地に在住している日本人も多いため、留学先としてはかなり向いている都市と言えます。
あらゆる人種が集まので、語学や文化を学ぶのには最適な都市と言えます。費用のことや治安のことなどでは、注意することも必要です。
費用を抑えるために自炊をしたり、安全面から夜間の外出を控えるなどして、留学生活を充実したものにしましょう。