学生ビザの申請が不要な国でも、入国の際に電子渡航認証をしておかなければならない国があります。各国の電子渡航認証の申請方法、申請料金、有効期間などをまとめてみました。
(※ビザの申請手続きや必要な書類は変更されることがあります。最新の情報は各国のビザ発行を担当している機関のHPなどでご確認ください。)
ビザなしで留学できる国
アメリカ
アメリカの場合、週18時間以上(半日以上)のコースを受講する場合、1週間のコースであっても学生ビザの取得が必要です。週18時間未満のコースを受講する場合、観光で渡米するときに必要となるESTAを申請すれば、コース受講が可能です。ただし、ESTAでの滞在可能期間は90日までとなっていますので、ESTAで入国して週18時間未満のコース受講ができるのは最長12週間までです。
カナダ
カナダの場合、6ヶ月以内の留学であれば、フルタイムのコースでも、パートタイムのコースでも学生ビザの取得は不要です。観光で渡加するときに必要となるeTAで、最長24週間までのコース受講が可能です。
イギリス
イギリスの場合も、6ヶ月以内の留学であれば、フルタイムのコースでも、パートタイムのコースでも学生ビザの取得は不要です。入国時もeGateで通過できます。ただし、これまで事前の電子渡航認証などの手続きも不要でしたが、2025年1月8日以降は、6ヶ月以内の滞在の場合、観光でもETAが必要となります。ETAは、2024年11月27日以降、UK ETAアプリで申請できるようになります。
アイルランド
アイルランドの場合、長期の留学であっても、入国前のビザの手続きは不要です。90日以上の留学をする場合、入国後に現地で必要な手続きを行います。
マルタ
マルタの場合も、長期の留学であっても、入国前のビザの手続きは不要です。90日以上の留学をする場合、入国後に現地で必要な手続きを行います。
オーストラリア
オーストラリアの場合、3ヶ月以内の留学であれば、フルタイムのコースでも、パートタイムのコースでも学生ビザの取得は不要です。観光で渡豪するときに必要となるETAで、最長12週間までのコース受講が可能です。
ニュージーランド
ニュージーランドの場合、3ヶ月以内の留学であれば、フルタイムのコースでも、パートタイムのコースでも学生ビザの取得は不要です。観光で渡航するときに必要となるNZeTAで、最長12週間までのコース受講が可能です。
各国の電子渡航認証の比較一覧
学生ビザの申請が不要な国でも、入国の際に電子渡航認証をしておかなければならない国があります。各国の電子渡航認証の申請方法、申請料金、有効期間などをまとめてみました。
国 | アメリカ | カナダ | オーストラリア | ニュージーランド | イギリス |
電子渡航認証 | ESTA (Electronic System for Travel Authorization) | eTA (Electronic Travel Authorization) | ETA (Electronic Travel Authority) | NZeTA (Electronic Travel Authority) | ETA (Electronic Travel Authorisation) |
申請方法 | ESTAモバイルアプリ または オンライン申請 | オンライン申請 | Australian ETAアプリ | NZeTAアプリ または オンライン申請 | UK ETAアプリ |
申請時期 | 出発の72時間前まで | 出発の72時間前まで | 出発の72時間前まで | 出発の72時間前まで | 出発の3日前まで |
申請料金 | US$21 | CA$7 | AU$20 | 携帯アプリ:NZ$17 ウェブサイト:NZ$23 IVL税:NZ$100 (2024年10月改定) | £10 |
有効期限 | 2年間 | 5年間 | 1年間 | 2年間 | 2年間 |
ビザなしでの 滞在可能期間 | 90日以内 | 6ヶ月以内 | 3ヵ月以内 | 3ヵ月以内 | 6ヶ月以内 |
各国の学生ビザの比較一覧
尚、ビザなしや観光ビザで留学するのではないので、各国の学生ビザの比較一覧を知りたいという場合は、以下のページをご覧ください。