学生ビザの申請が不要な国でも、入国の際に電子渡航認証をしておかなければならない国があります。各国の電子渡航認証の申請方法、申請料金、有効期間などをまとめてみました。
ビザなしで留学できる国
アメリカ
アメリカの場合、週18時間未満の半日コースの受講であれば、学生ビザは不要です。観光で渡米するときに必要となるESTAで、最長90日間の滞在が可能です。ただし、週18時間以上(半日以上)のコースを受講する場合は、1週間のコースであっても学生ビザが必要です。
カナダ
カナダの場合、6ヶ月以内の留学であれば、フルタイムのコースでも、パートタイムのコースでも学生ビザは不要です。観光で渡加するときに必要となるeTAで、最長6ヶ月間の滞在が可能です。
イギリス
イギリスの場合、6ヶ月以内の留学であれば、フルタイムのコースでも、パートタイムのコースでも学生ビザは不要です。これまで事前の電子渡航認証などの手続きも不要でしたが、2025年1月8日以降は、観光で渡英するときにETAが必要になります。ETAで、最長6ヶ月間の滞在が可能です。
アイルランド
アイルランドの場合、長期の留学であっても、入国前のビザの手続きは不要です。90日以上の留学をする場合、入国後に現地で必要な手続きを行います。
マルタ
マルタの場合、90日以内の留学であれば、学生ビザの取得は不要です。これまでは、学生ビザが必要となる場合でも、マルタに到着後に手続きができました。ただし、2024年5月以降、留学期間が15週間以上(105日間以上)となる場合は、日本でビザ申請をする必要があります。
オーストラリア
オーストラリアの場合、3ヶ月以内の留学であれば、フルタイムのコースでも、パートタイムのコースでも学生ビザは不要です。観光で渡豪するときに必要となるETAで、最長3ヶ月間の滞在が可能です。
ニュージーランド
ニュージーランドの場合、3ヶ月以内の留学であれば、フルタイムのコースでも、パートタイムのコースでも学生ビザは不要です。観光で渡航するときに必要となるNZeTAで、最長3ヶ月間の滞在が可能です。
各国の電子渡航認証の比較一覧
学生ビザの申請が不要な国でも、入国の際に電子渡航認証をしておかなければならない国があります。各国の電子渡航認証の申請方法、申請料金、有効期間などをまとめてみました。
国 | ![]() アメリカ | ![]() カナダ | ![]() オーストラリア | ![]() ニュージーランド | ![]() イギリス |
電子渡航認証 | ESTA (Electronic System for Travel Authorization) | eTA (Electronic Travel Authorization) | ETA (Electronic Travel Authority) | NZeTA (Electronic Travel Authority) | ETA (Electronic Travel Authorisation) |
申請方法 | ESTAモバイルアプリ または オンライン申請 | オンライン申請 | Australian ETAアプリ | NZeTAアプリ または オンライン申請 | UK ETAアプリ |
申請時期 | 出発の72時間前まで | 出発の72時間前まで | 出発の72時間前まで | 出発の72時間前まで | 出発の3日前まで |
申請料金 | US$21 | CA$7 | AU$20 | 携帯アプリ:NZ$17 ウェブサイト:NZ$23 IVL税:NZ$100 (2024年10月改定) | £10 |
有効期限 | 2年間 | 5年間 | 1年間 | 2年間 | 2年間 |
ビザなしでの 滞在可能期間 | 90日以内 | 6ヶ月以内 | 3ヵ月以内 | 3ヵ月以内 | 6ヶ月以内 |
各国の学生ビザの比較一覧
尚、ビザなしや観光ビザで留学するのではないので、各国の学生ビザの比較一覧を知りたいという場合は、以下のページをご覧ください。