ベリンガムにある Whatcom Community College(ワッカム・コミュニティ・カレッジ:以下WCC) は、サイバーセキュリティ、プレエンジニアリング、ヘルスケア、ビジネス研究などを学ぶことができます。応用ビジネスマネジメント、ITネットワーク・サイバーセキュリティ、ソーシャルワークの3つの応用科学学士号や、学位編入、キャリア準備、オンラインコース、コミュニティ教育のプログラムを提供しています。
また、あらゆる年齢層やバックグラウンドの人々が学び、人生の次のステップアップのための準備をし、今日の経済社会で活躍できる人材となるように学生を支援しています。
Whatcom Community Collegeの基本データ
創立年
1967年
ロケーション
ワシントン州ベリンガム
人気のあるプログラム
- 理系の準学士号(大学編入/Direct Transfer Agreement)
- ビジネス(Direct Transfer Agreement)
- 看護(Direct Transfer Agreement)
- サイバーセキュリティ
- 基礎教養(成人向け)
学生数
学生総数:7,604名
FTES:2,750名
※FTES(Full Time Equivalent Students)は、フルタイム換算した場合の学生数です。
プログラムごとの学生数
応用学士号:72名
I-BEST:64名
留学生:216名
ランニングスタート・プログラム:980名
職業再訓練:59名
※I-BEST(Integrated Basic Education Skills and Training)は、基礎教育と技能訓練を組み合わせたプログラムのことです。
※ランニングスタート・プログラムは、高校生がカレッジの授業を受講して、高校およびカレッジの両方の単位として換算できるプログラムのことです。
Whatcom Community Collegeの学生データ
学生の種類
- アカデミック/大学編入:44%
- 基礎教育:6%
- 職業訓練:14%
- その他:36%
学生の人種・民族※
学生の有色比率:36%
アメリカン・インディアン/アラスカ・ネイティブ:4%
アジア:12%
アフリカ系アメリカ人:5%
ヒスパニック/ラテン:18%
太平洋諸島:1%
白人:77%
※複数の人種/民族でカウントされる場合があるため、合計が100%を超えています。
フルタイム・パートタイムの別
フルタイム:34%
パートタイム:66%
学生の性別
女性:62%
男性:37%
X :1%
学生の平均年齢
22歳
Whatcom Community Collegeの注目ポイント
サイバーセキュリティの人材格差に是正に貢献
ワシントン州のサイバーセキュリティ・エクセレンス・センターであるWCCは、サイバーセキュリティ分野の雇用者の需要と、即戦力となる卒業生の供給とのギャップを縮めることに尽力しています。WCCでは、サイバーセキュリティの応用科学準学士号またはITネットワーキング-サイバーセキュリティの応用科学学士号を柔軟に取得できるようなプログラムを提供しています。
また、WCCのNational Cybersecurity Training and Education (NCyTE) Centerでは、全米のカレッジが教員を養成し、学生がサイバーセキュリティの職業に早期就職することを目指し、最先端のカリキュラムを採用できるように、全米科学財団と協力して活動を続けています。
フレキシブルな学習環境と支援的なコミュニティを通じて、学生の多様なニーズに対応
WCCでは、フレキシブルな学習環境を提供することを最優先とし、支援的なキャンパス作りに取り組んでいます。2023年秋、WCCは全米科学財団の資金提供により、エンジニアリング専攻の学士号取得を目指す学生を支援するため、工学・数学・社会科学の各部門が連携したEMSLC(Engineering, Math, and Society Learning Community)と呼ばれる新たなプログラムを導入しました。
英語科と数学科では、初めて大学に入学する学生により良いサービスを提供するため、革新的な自己学習プログラムを提供しています。
更に、学生の多様なニーズに応えるため、対面式授業、オンライン授業、ハイブリッド授業を導入しています。また、ひとつの窓口ですべての手続きが完結できる「Orca Central」と呼ばれるワンステップサービスの提供を強化し、在校生および入学希望者の入学準備を支援するために、迅速な入学手続きを実現しています。
流動的な医療環境のニーズに対応する保健医療専門職
WCCの保健医療専門職プログラムは、看護および関連保健医療職への就職を目指す学生のために、現在そして発展していく地域の産業界のニーズにより合致した学位と修了証を提供することに秀でています。また、卒業生は、意欲的な学生と需要の高い保健医療職とのマッチングを支援し、重要医療サービス機関での大きなギャップを埋める手助けとなっています。今秋、社会福祉分野の資格を持つ専門家のニーズに応えるために、応用科学の社会福祉学士号プログラムを新たに導入しました。更に、WCCのあるワシントン州西部の地域医療教育センターでは、恵まれない地域コミュニティへの健康ケアを強化するための活動を続けています。
出典:Washington State Board for Community and Technical Colleges, Field Guide 2024
ワッカムコミュニティカレッジの出願条件や学費など
ワッカムコミュニティカレッジの出願条件や学費などについては、「Whatcom Community College|ワシントン州のコミュニティカレッジ」をご覧ください。