この記事では、アメリカの多くのコミュニティカレッジで実施されるAccuplacer Testについて紹介しています。
Accuplacer Testとは?
アメリカのコミュニティカレッジに進学する場合、入学後に英語と数学のテストを全員が受けます。
これはアメリカ人も受けるテストで、合否を判定するためのテストではなく、実際にどれだけの知識を持っているかを判断するための実施されます。
例えば、数学の基礎知識が必要とされる科目のなかには、数学Iの知識があれば履修できるものや、数学IIの知識がなければ履修できないものがあります。
また、カレッジレベルの英語は准学士号を取得するために必須科目となることが多いですが、英語の科目でも、ENG100、ENG101、ENG102、ENG103、ENG201・・・、ENG221・・・、ENG301・・・といったように複数のレベルがあります。
例えば、ENG301を履修するためにはENG201を履修していないといけないといったようなルールがあります。入学後に受けるテストでどのレベルの英語クラスが履修できるかが決まってきます。
点数が悪いので不合格といったことはありませんが、結果がよければ、履修できる科目の範囲が広くなりますので、なるべく良い結果を出すようにするといいでしょう。
入学後に行われる英語と数学のテストは、カレッジによってどの種類のテストが採用されるかが異なっています。一番多いのがAccuplacer Testと呼ばれるテストです。また、学校独自のテストを採用しているカレッジもあります。数学についてはALEKSを採用する学校もあります。
尚、以前はCompass Testと呼ばれるテストも多く使用されていましたが、ACT Compassは2016年に提供されなくなっています。
サンプルテストのリンクまとめ
以下はサンプルテストのリンクですので、勉強の参考にしてください。
Accuplacer Testの練習問題
https://accuplacer.collegeboard.org/student/practice
ACT – 英語のサンプルテスト
http://www.actstudent.org/sampletest/english/eng_01.html
ACT – 数学のサンプルテスト
http://www.actstudent.org/sampletest/math/math_01.html
ACT – リーディングのサンプルテスト
http://www.actstudent.org/sampletest/reading/read_01.html
ACT – ライティングのサンプルテスト
http://www.actstudent.org/writing/sample/