オーストラリアケアンズ
ケアンズはグレートバリアリーフとキュランダの熱帯雨林の2つの世界自然遺産や、真っ白な砂浜が続くホワイトヘブンビーチ、ハートリーフ(ハート型の珊瑚礁)などの様々な見どころがあふれるリゾート地です。
クルーズ、ラフティング、ダイビング、ゴルフ、熱気球、バンジージャンプなど、アクティビティも豊富です。
語学学校のアクティビティーもこの地域にぴったりのマリンアクティビティーが数多くあります。勉強をしながらリゾート気分が味わえるのも魅力の一つです。また他の都市よりも物価が安いので家賃等で留学費用を抑えることができます。
リラックスした雰囲気の中、英語を勉強しながら、アウトドアのアクティビティを満喫したいという方にはぴったりです。
ケアンズの基本情報
ケアンズはオーストラリアのグレート・バリア・リーフの玄関口で、熱帯のクイーンズランド州北部にある都市です。ジャプカイ・アボリジナル文化パークでは、音楽やダンスを通して、先住民のアボリジニやトレス海峡諸島の人々の物語を伝えています。バーやレストランが軒を並べるケアンズ エスプラナードには、海水のスイミング ラグーンもあります。市の北西部には、山岳の熱帯雨林から、渓谷、ビーチまで広い範囲にまたがるデインツリー国立公園があります。
ケアンズの人口
253,748人(2023年)
ケアンズの地図
ケアンズの生活情報
人口は約25万人で増加傾向にあります。夜の一人歩きや、人通りの少ないところはできるだけ避けた方が良いです。
日本からケアンズへの直行便もあり、所要時間は7時間30分と最も近いオーストラリアとなっています。またケアンズ空港から中心街まで車で10分から15分ほどの距離です。
姉妹都市:徳島県美波町・栃木県小山市
時差について
・タイムゾーンの名称:AEST オーストラリア東部時間
・協定世界時との時差:UTC+10
・日本時間との時差:JST+1
日本とケアンズとの時差は1時間です。日本の方が1時間遅れています。
サマータイムは実施していません。
ケアンズの気候
ケアンズには雨季と乾季があります。12月から2月にかけて高温多湿の日が続きます。6月から8月にかけて過ごしやすく乾燥して最も人気の季節です。
春:9-11月、夏:12-2月、秋:3-5月、冬:6-8月
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
最高 | 31.4 | 31.2 | 30.6 | 29.2 | 27.6 | 26 | 25.7 | 26.6 | 28.1 | 29.5 | 31.6 | 31.4 |
最低 | 23.7 | 23.8 | 23.1 | 21.6 | 19.9 | 17.8 | 17.1 | 17.4 | 18.7 | 20.6 | 22.3 | 23.4 |
ケアンズの交通機関
主な交通手段は自転車かバスかタクシーです。バスは1社のみのですが、ルートはたくさんあるので問題ありません。本数はあまり多くなく、30分から60分に1本です。タクシーは最大8人で利用できるバンタクシーもあり、観光客にも人気です。鉄道は観光用のキュランダ鉄道だけなので普段使うことはありません。それほど大きな街ではないので近場の移動は自転車が便利です。
Translink(英語)
ケアンズの文化
イギリス人は入植する前はアボリジニが居住していました。1770年にジェームス・クックが初めてケアンズを調査し現在のケアンズにある湾をトリニティ湾と名付けました。100年後に詳細な調査で港として有効な地形であると分かると、トリニティ湾の入り江の背後の高原にあるホッジキンソンで発見された金を船積みする必要から、急いで造られたのが現在のケアンズの町です。
ケアンズ・リージョナル・ギャラリーは1936年に建設されたレンガ造りの歴史的建造物が目を引きます。ケアンズ近郊のローカルアーティストをちゅうしんとした、現代アート作品が展示されています。キック・コンテンポラリー・アートは地元の特に若手アーティストの作品を集めたコンテンポラリーアートの美術館です。
ケアンズの食事
ケアンズでは日本では滅多に食べることが出来ない魚介料理がたくさんあります。周りが海に囲まれているので魚も多く捕れ、魚の種類は数え切れません。世界中の釣り人から憧れの土地といわれている魚の町です。
ナイトマーケット&フードコートは夜になるとネオンが目立つ地元の人にも人気のマーケット&便利で安価なフードコートです。200席ほどのスペースと10を超える店舗の様々な国籍の料理、日本食や中華、シーフドやカレー等などが楽しめます。お持ち帰りも可能なのでお家で食べることもできます。
ケアンズの生活
見どころ
・グレートバリアリーフ:世界遺産のサンゴ礁群がダイバーや観光客に人気のスポットです。400種類のサンゴ、1,500種類の魚と4,000種類の軟体生物が世界でも有数の生態系を成しています。また、グレートバリアリーフが宇宙からも見えるその大きさは、2500のサンゴ礁と900を超える島々が創り出しています。
・キュランダ鉄道:ケアンズと世界遺産でもある世界最古の熱帯雨林に囲まれたキュランダを繋ぐレトロ列車。キュランダは、アボリジニの言葉で「熱帯雨林にある町」という意味。
・熱気球:早朝に出発して現地に集合します。飛行時間はおよそ30分前後で朝日に合わせて海や山、草原を駆け回るカンガルーなど自然を一望できます。
・ハートリースクロコダイルアドベンチャーズ:ケアンズで人気の動物テーマパークです。施設自体が世界遺産の中に建てられたとても珍しい動物園です。カンガルー、コアラはもちろん、ワラビー、ウォンバット、エミュー、ペリカン、オウムやクジャクなどを見たり、餌付けなどを楽しむこともできます。大迫力のクロコダイルクルーズもぜひ。
・パロネラパーク:熱帯雨林に囲まれた敷地内に遺跡風の建物と庭園が広がり、独特の神秘的な景観を見せています。この施設は1930年代にスペインの移民、ホゼ・パロネラが長年思い描いてきた「夢のお城」を自らの手によって実現させたものです。数回にわたる自然災害や火災によって廃墟同然となりましたが、3代目のオーナーにより復旧作業が施されました。「天空の城ラピュタ」のモデルになったという説もあり、ジブリの世界観を感じることができます。
リンク
在ケアンズ日本国総領事館(日本語)
クイーンズランド州政府観光局(日本語)
ケアンズ観光局(日本語)
オーストラリア政府観光局(日本語)
ケアンズ市ホームページ(英語)
ケアンズ空港(英語)