ケンブリッジは、新旧の素晴らしい建築物のあるコンパクトな国際都市で、語学留学先としてもお勧めの街です。ケンブリッジ大学の所在地で有ることからイギリスで最も古い大学の街として有名で、700年以上にもわたって多くのイギリス人学生や留学生達を引きつけてきました。

ケンブリッジはケム川に沿ったイングランド東部の町で、1209 年に創立された歴史ある名門ケンブリッジ大学で有名です。同校には、そびえ立つゴシック様式の礼拝堂とその合唱団が有名なキングス カレッジ、ヘンリー 8 世が創設したトリニティ カレッジ、16 世紀建設のグレートゲートがあるセントジョンズ カレッジなどがあります。大学の博物館には、考古学、人類学、極地探検、科学や動物学の歴史などが展示されています。

約14万人（2019年）

キングスカレッジなど歴史ある大学を探索してみましょう。魅力的で歴史のある建物の雰囲気を味わえるこの街に佇む美しいチャペルは、世界的に見ても素晴らしく、中世後期の優雅さを今に伝えており、毎晩、有名な聖歌隊の歌声を楽しむことができます。授業の後はケム川をボートに乗ってのんびり下りながら（パンティング）、古い図書館やアーチ橋を眺めるのもケンブリッジならでは。途中、温かい人間味あふれる伝統的なパブでジョッキを傾けたり、学生カフェでくつろいだりするのもお勧めです。
ケンブリッジは車でも電車でも飛行機でもアクセスしやすく、ロンドンからは50分ほどです。

＜夏時間＞

・タイムゾーンの名称：BST イギリス夏時間
・協定世界時との時差：UTC+1
・日本時間との時差：JST-8

日本とイギリスとの時差は8時間です。日本の方が8時間進んでいます。

＜冬時間＞

・タイムゾーンの名称：GMT グリニッジ標準時
・協定世界時との時差：UTC+0
・日本時間との時差：JST-9

冬時間になると、日本の方が9時間進むようになります。

日本と同じで四季がありますが、暖流と偏西風の影響を受ける西海岸性気候に属しているため、高緯度の割には温暖な気候となっています。夏は30℃を超えるような猛暑日は滅多になく、23℃前後で過ごしやすいです。夏でも気温が上がらない日は朝や晩、日陰では肌寒く感じることもあるので長袖のシャツや薄いウインドブレーカーなどで温度調整できるようにしておくと安心です。冬は緯度の割には比較的温暖ですが、マフラーや手袋などの寒さ対策は必要です。

道路網や鉄道網が充実しているので、ロンドンを含めイギリス各地からアクセスしやすくなっています。ロンドンからは電車や長距離バスで移動でき、所要時間は約50分です。
ケンブリッジはコンパクトな街ですので、徒歩や自転車で周囲を散策することが可能です。

マーケットスクエアでは毎日マーケットが開催されています。所狭しと新鮮な野菜や果物、パンをはじめ、衣類、本、雑貨など色んな露天が並んでいます。レストランよりもお安く食べ歩きができるのがいいところです。

大学や博物館、教会、広場などのオープンスペースは主に街の中心に集中しているので、徒歩で散策してみましょう。
歴史的な建物や博物館、劇場や音楽など、充実した休日を過ごせるでしょう。

・ケンブリッジ大学：ケンブリッジに複数あるカレッジの総称です。
・キングス・カレッジ：ケンブリッジを構成する大学のうち、一番美しいと言われているカレッジです。ヘンリー6世によって、15世紀に建てられました。16世紀に建てられたゴシック様式のチャペルにはルーベンスの「賢者の礼拝」も飾られています。
・フィッツウィリアム博物館：ギリシア神殿のようなケンブリッジ大学の付属博物館で19世紀にリチャード・フィッツウイリアム子爵のコレクションをもとにオープンしました。収蔵品は50万点以上で、絵画はヨーロッパの有名作品が多く飾られ、エジプトのミイラやアンティークや工芸品も飾られています。
・アングルシー大修道院庭園：ケンブリッジの郊外にある美しい邸宅です。建物の周りには46ヘクタールにもおよぶ美しい庭園があり、そこでは美しい花や立派な像を見ることができます。
・ウィンポール・ホール：ケンブリッジ近郊にありガーデンもさることながら、1700年代の荘厳な建物は中のインテリアも完璧な状態で保存されている。

在英国日本国総領事館サイト
ケンブリッジ市観光局（英語）
ケンブリッジ市議会（英語）
Cambridgeshire County Council – Transport and streets （英語）