留学体験談|Orange Coast College vol.01|トビタテJAPAN
その他
■留学をしようと思った理由は?
元々、日本でチアダンスをしていて将来はチアダンススクールを開校して日本にもっとチアダンスを広めたいと思っていました。しかし、日本ではダンスが学べる環境が少ないです。大学生のうちに留学してみたいと考えていたので、ただ海外に行くのではなくダンスを学ぶためにチアやダンスの本場アメリカにダンス留学をしようと思ったのがきっかけです。学校の交換留学などではダンス学部に入れる大学がなかったので、大学を休学して私費留学をしなければならなかったのですが、トビタテ留学Japanという返済不要の奨学金制度に私の留学計画を応募して9期生に合格したことが留学を後押ししてくれました。
■アメリカを留学先に選んだ理由は?
ダンスの本場といえばアメリカというイメージがあったからです。他の国は検討しませんでした。また、英語を伸ばしたかったのでアメリカを選びました。
■実際に留学してどう感じたか?
初めのころは英語がなかなか聞き取れずコミュニケーションがうまく取れないことにストレスを感じましたが、4か月が経った今ではダンスのクラスにも慣れ、発表やコンサートを通して友達もたくさんできました。アメリカの人々はとてもフレンドリーでオープンなので親しみやすいです。
■授業やクラブ活動、住まいのことを教えてください。
私はダンス学部なので、基本的にはダンスの授業をとっています。日本ではなじみの少ないモダンダンスやタップダンスなども取っていて新しいダンスに触れる機会がありました。私の学校では1ユニットごとに授業料を払うのですが留学生は授業料が高いので一つ一つの授業に重みを感じます。クラブ活動ではInternational Fellowshipという留学生のみで構成されたクラブに入っていますが、アメリカのお祝い行事ごとにパーティーを開いたり、ハイキングに行ったり週末は様々なイベントに参加しています。現在はホームステイをしていますが、ホストファミリーはとても優しく私のダンスの発表なども見に来てくれます。普段は仕事をしているため、朝は自分で適当なものを食べていますが夜はメキシコ料理や中華料理、アメリカンフードなど様々な料理を作ってくれます。
■留学中に体験した苦しかったことや楽しかったこと、感動したことなどを教えてください。
留学中に経験した苦しいことはアメリカで受けたダンスのオーディションに落ちたことです。実力不足なのももちろんありますが、アメリカの人々のように自分を表現するという事に難しさを感じました。感動したことはNFLチアのオーディションを受けた時に車いすに乗った女性や病気で背が私の膝くらいまでしかない男性がプロのチアリーダーになるためにオーディションに挑戦し1次審査を見事通過したことです。ハンディキャップがありながらも笑顔で踊っている姿に感動して涙がでました。周りからもたくさんの拍手が送られていました。
■学校で戸惑ったこと、困ったこと。またどのように解決したか?
アメリカ人の学生はとても表現力が豊かで素敵なのですが悲しいことや嫌なことがあると授業中に泣き出したり、途中で帰ってしまう事にはびっくりしました。また、授業に対する姿勢も一人一人で全く違うので戸惑いましたが今は、個性として受け止めています。
■現地の学校や生活習慣で日本と違うと感じたところ
こちらでは、仕事やオーディションなどに申し込む際に推薦者の情報や推薦状が必要です。私もダンスのチームに応募する際に必要になりました。日本の人と連絡を取って送ってもらうのは手間もかかるので大変でした。他には、交通機関が日本とは全く違うので学生はほとんどみんなが車をもっています。私の学校は学生だからといって駐車無料ではなく駐車料金を払わないといけないのもびっくりしました。
■「留学生はこうしたほうがいい」と思うこと
日本人の友達をあまり多く作らないこと。英語の授業も取っていますが、友達や彼氏との会話で英語が伸びました。とにかく恐れずにたくさん英語を話すことが大切だと思います。
■生活する上での注意点
ハウスメイトやルームメイトとバスルームを共通で使う場合、時間帯によってかぶってしまい困ることもありました。トイレとシャワーが一緒なのであらかじめ使う時間帯を聞いておくといいと思います。
■出発までに準備しておけばよかったと思うこと
英語の勉強。また、留学前にアメリカで有名な映画や音楽を聴いておくとそういった話題で仲良くなれたりします。