ロンドン留学日記―英会話
留学生の紹介
杉浦由佳さん
留学期間:2007/10 - Present
ロケーション:ロンドン(イギリス)
学校:St. John's Wood、Oxford House College
自己紹介:ロンドンに住んでみたい。
ブリティッシュイングリッシュを勉強したい。
英国にも英語にもあまり興味がなく、米語と英語の違いさえ知らなかった私が、フランス留学中にイギリス人の友人に出会って以来、強くそう思うようになりました。
日本で中学英語から勉強し直し、二年越しの念願かなってロンドン留学しています。
学校の勉強はきちんとやるつもりですが、第一の目的は滞在を楽しむこと。
がんばりすぎないこと。
好奇心旺盛な性格なので、英語が上達したら、語学学校以外の世界にも触れてみたいと思っています。
2007 NOV DEC
2008 JAN FEB MAR APR MAY JUN JUL AUG
ロンドンでの英会話
ヨーロッパの学校が夏休みに入ったため、休みを利用してくる留学生が増えてきました。
語学学校の生徒数は2倍以上もいるかと思うほどで、とてもにぎやかです。
ここ数週間、街中で、なぜか知らない人によく声をかけられます。
バス待ちの間、地下鉄待ちの間、スーパーの出口で、ハロー、どこから来たの、何をしてるのといった会話です。
ナンパでもなく、その場で数分間会話を楽しんで、握手をして別れるのです。
中には日本旅行の経験がある人たちもいました。
やはり、日本をほめられると嬉しいものです。
イギリスでは、知らない人同士でも街中で気軽に会話を交わすことがよくあります。
先に書いたようなケースではありませんが、例えば小さなハプニングがあったとき、その場に居合わせた人と感情を共有するために話しかける、と言えばいいでしょうか。
ある日の夕方、地下鉄駅の満員のエレベータに、赤ちゃんを抱いたお母さんが乗っていました。
その赤ちゃんはご機嫌でニコニコしていて、私も微笑ましく見ていました。
すると誰かが、「たった一人のかわいい赤ちゃんで、周り皆が笑顔になるわね」と言ったのです。
周囲は一斉に「そうだね」「うんうん」といった言葉を発し、帰宅時間で疲れた雰囲気だったエレベータの空気が180度変わったのです。
人と人との距離が近いこと、それが、私がロンドンを好きな理由の一つです。
早いもので、学校もあと2ヶ月です。
残りの留学期間、今だからこそできることは何かを考えて、有意義に過ごしたいと思っています。
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