高校英語教師の留学日記

留学生の紹介

MEGさん

留学期間:2009/05〜

ロケーション:サンディエゴ(カリフォルニア州)

学校:University of California, San Diego Extension (UCSD)

megさん 自己紹介:日本では高校の英語教師ですが、同世代アラフォーの星・クルム伊達公子に触発され(?)、この度一念発起して、1年間の期間限定で学生に戻ることに。
2009年5月末から、カリフォルニア州のサンディエゴにあるUnivertsity of California San Diego Extension に通っています。最初はELI (English Language Institute) で4週間のCoversation Plus を受講し、現地の英語や生活に馴染んでいこうと思っています。6月末からは、6-Month TEFL Ceratificate Program を受講し、その後は世界一周旅行で人生経験値のupを図る予定。この1年で、英語教師として一回り大きく成長できるといいのですが・・・(体はしっかり成長中)。

2009    MAY-1    MAY-2    MAY-3    MAY-4    MAY-5    MAY-6    MAY-7    JUN-1    JUN-2    JUN-3    JUN-4    JUN-5    JUN-6    JUN-7    JUN-8    JUN-9    JUN-10    JUN-11    JUN-12    JUL-1    AUG-1    AUG-2    AUG-3    AUG-4    SEP    OCT    NOV

グレイシャーポイント

5月14日(木)

グレーシャーポイントというヨセミテ国立公園内の絶景を一望できる断崖絶壁へのバスツアーに参加。

バスの中は、老夫婦・家族連れ・若いカップルでにぎやかだ。一人で寂しく参加しているのは私だけ。

近くの席の2組の若カップルの会話が耳に入ってくる。「僕たちは4マイルトレイル(約6.4kmのハイキングコース)を歩こうと思っているんだ」「僕たちもだよ」

やがて、グレーシャーポイントに到着。するとドライバーが「1時間後に集合して下さい」と言っている。「あの若カップルたちは1時間で6km以上歩くのかな?それとも『1時間後に集合』というのは聞き間違いかな?」 

グレイシャーポイントからの景色を楽しみながら、さっきの話を総合して考え直す。

iamge「そうか!帰りのバスに乗らずに、4マイルトレイルを歩いて帰るんだ!日本ではやったことがないけど、わたしもtryしてみよう」

ドライバーにその旨を告げると「OK。歩く人は多いから、君ひとりぼっちにはならないはずだよ。少し雪が残っているから、足元に気をつけてね。Good Luck!」 バスは去っていった。

「さあ、頑張るぞ!」と4マイルトレイルのスタート地点へ向かう。するとそこには何やらバリケードが・・・。『Trail CLOSED - Hazardous Conditions - トレイル閉鎖 危険』【Bad luck F】

しばらく立ちすくむ。「"危険"って何のことだろう?もしかして、クマ?(ヨセミテにはシカやクマが生息している)」 

でもバスは出発済み。このまま強行突破で歩いて下山するか、ヒッチハイクを試みるか?ヒッチハイクの勇気もなく、徒歩下山を選択。歩く、歩く、ひたすら山道を下る。すぐに足のすねが痛み出し、次につま先、最後にお尻から太ももが悲鳴を上げる。でも座って休んだら、二度と歩き出せないだろうと思い、ただただ歩を進める。

私の前にも後ろにも、人影はない。完全に一人ぼっちだ。地図も無ければ、転落防止の柵も無い。この道で合っているのかという不安が膨らむ。

途中、道を塞ぐほどの大岩と『落石注意』の看板に遭遇。「危険ってこのことだったのか、、、」

歩き始めて1時間。トレイルを上って来る若いカップルに遭遇。「やったーー!」彼らと交わしたわずかな会話に勇気をもらい、また山道を下ること2時間。やっと車道が見えた。さらに30分ほど歩き、朝ツアーバスが出たホテルへ到着。よかった、生還できた! 時刻は2:30pmだった。

前日、SFへ戻るバスの出発時間は3:45pmと言われていたため、3:30pmに乗車場所で待機。しかし、バスが来たのは4:15pm、ヨセミテを出発したのは4:30pmだった【Bad luck G】。

乗り込む際、運転手が私にだけこう言った。「本当はホテルまで送ることになっているけど、君だけホテルの場所がわからないんだ。適当なBartの駅で降ろすから、電車で帰ってね。」【Bad luck H】あまりの衝撃発言に「OK・・・」と言ったものの、合点がいかない。

SF市内に入る頃には9:00pmを過ぎ、辺りは真っ暗。そもそも、このツアーの帰着時間は8:30pmだったはず。さらに、このバスの中で、4日前に買ったばかりハードコンタクトレンズ(15,000円相当)を落とし【Bad luck I】より一層機嫌が悪くなっていた私は、ありったけの英語力で運転手に言った。

「こんな夜遅くに電車に乗って危険な目にあったらどうしてくれる!何としてでもホテルまで送ってくれ!」--- こうして全乗客の最後の最後にホテルに送ってもらった時には、時刻は10:00pmをまわっていた。入浴時に靴を脱いでみると、わずかながら、つま先からの出血で靴下が赤くなっていた。

以上、1泊2日で400ドルのツアーなり。

<電話でのお問い合わせ>
0120-464-258
043-271-7486

<営業時間>
月〜金: 9:30〜17:00
定休日:土・日・祝日

<年末年始休業>
2023年12月29日(金)〜2024年1月3日(水)は年末年始休業とさせていただきます。

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