高校英語教師の留学日記
留学生の紹介
MEGさん
留学期間:2009/05〜
ロケーション:サンディエゴ(カリフォルニア州)
学校:University of California, San Diego Extension (UCSD)
自己紹介:日本では高校の英語教師ですが、同世代アラフォーの星・クルム伊達公子に触発され(?)、この度一念発起して、1年間の期間限定で学生に戻ることに。
2009年5月末から、カリフォルニア州のサンディエゴにあるUnivertsity of California San Diego Extension に通っています。最初はELI (English Language Institute) で4週間のCoversation Plus を受講し、現地の英語や生活に馴染んでいこうと思っています。6月末からは、6-Month TEFL Ceratificate Program を受講し、その後は世界一周旅行で人生経験値のupを図る予定。この1年で、英語教師として一回り大きく成長できるといいのですが・・・(体はしっかり成長中)。
2009 MAY-1 MAY-2 MAY-3 MAY-4 MAY-5 MAY-6 MAY-7 JUN-1 JUN-2 JUN-3 JUN-4 JUN-5 JUN-6 JUN-7 JUN-8 JUN-9 JUN-10 JUN-11 JUN-12 JUL-1 AUG-1 AUG-2 AUG-3 AUG-4 SEP OCT NOV
裁判所
4週間のConversation Plus (英会話)コースには、教室で受ける普通の授業だけでなく、ユニークなプログラムがあります。今回はその紹介です。
<Courthouse 裁判所>
まず初めに、模擬法廷へ。裁判官席にMozart(ブラジル)が、被告席に私が、陪審員席にもスーザン先生(前列左から3番目)やクラスメートが座る。裁判所スタッフから裁判制度について説明を受けた後、いよいよ本物の裁判の傍聴へ。
「法律用語がわからないのに、理解できる訳がない・・・」という事前の心配はどこへやら! 日本でも裁判の傍聴なんてしたこと無かったのに、これはハマった!
いくつか傍聴した中で一番興味深かったのは、殺人未遂事件の裁判。
ギャング同士の抗争で、当時14歳の少年ギャングが6発の銃弾を浴びたという事件だ。ドラマのような展開に引き込まれ、私一人だけ居残りを志願し、午後も傍聴を続けたほど。
警察官と医師の証言に続き、ついに被害者の少年が証言台に。12歳でギャングに加わったという生い立ちに、驚きと同情を覚える。1時間以上の証言の最後に、少年は検察側の要請に応じ、陪審員に向かって銃撃された6箇所の傷跡を見せた。
--- もちろんすべてを聞き取れたわけではないが、それでもvery interesting でした。
翌日の授業で、現在米国全体で220万人が服役中で、刑務所が不足していること、25〜29歳のアフリカ系アメリカ人男性の12%に逮捕・収監歴があること、陪審員は運転免許証保有者の名簿から無作為に抽出されること、スーザン先生自身も殺人事件の裁判で陪審員の経験があること、米国は裁判大国なので、一生に何度か陪審員に選出される可能性があること等を知った。アメリカの闇の部分を垣間見た気がする。また、日本の裁判員制度について考える良い機会ともなった。
<電話でのお問い合わせ>
0120-464-258
043-271-7486
<営業時間>
月〜金: 9:30〜17:00
定休日:土・日・祝日
<年末年始休業>
2023年12月29日(金)〜2024年1月3日(水)は年末年始休業とさせていただきます。